2015年12月22日

重い思いの未来 

黒猫のお兄さんから「重いですよ」と言われて手渡された荷物が

本当に重かった。

中身はこれ。
『世界の動物遺産 世界編/日本編』(集英社)



この高さの入る本棚スペースがなかったので、リビングの腰棚に置いてみた。
ちょっとした隙間家具のようなボリューム。


実はこれ、ちょっとだけ仕事をした雑誌のパーティーでの抽選会で当たった賞品なのです。
集英社創業90周年企画というだけあって、隅々まで力とプライドのこもった超豪華本。
いやーありがとうございますありがとうございます。
これが当たったとき永世担当さん(と私が勝手に思っている今はとても偉い人)から
「まったく貢献してない人に当たってしまったわあ♡」
と本人に向かってさわやかに微笑まれたことなんて、とうに忘れましたよええ。

だってもうこれ、端から端まですばらしい写真集なのですよ。


ボックスに収められた重厚感あるクロス装丁。


美しすぎる「世界編」の見返し。


ストイックなたたずまいを感じる「日本編」。


ヒロオビフィジーイグアナ。鼻の周りの黄色いウロコがポイント。


コモドオオトカゲの皮膚感かっこ良すぎる。


ガラパゴスゾウガメの面構えはんぱない。

ついつい趣味のは虫類ばかり出しちゃってますが、もちろんほ乳類も鳥類も魚類もみっしり掲載されてます。


日本編は世界編に比べて派手さはないものの
しんと静かな迫力と色彩がたまらんです。

…ナショナルジオグラフィック級の写真家が撮った写真を自分のカメラで撮るというむなしい行為はこのへんにして。

世界中の絶滅危惧種のキメ写真と詳細データがみっしりつまった、圧巻のB4版全798ページ。
そりゃ重くもなるわな。

けれど、この重さは、カウントダウンが始まっている動物たちの存在の重さであり、私たち人類にとって未来の地球への責任の重さ。

扱いにはとんでもなく難儀するし、不便なことだらけだけれど、これはもう絶対、紙でなければいけなかった写真集。
などと思いをはせている年末なのです。

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Posted by いのうえさきこ at 17:25 │