2014年05月12日

『おしまいのデート』と、まだ試合終了していない『文学男子-BUNDAN』

『おしまいのデート』(著/瀬尾まいこ 集英社文庫440円+税)



ひとさまの書いた本を取り上げることはめったにないのですが、本日はこの本を。

紹介しない理由は主として、だいたいの本や漫画を読むと

という感想が多すぎるためなんですがね。

瀬尾まいこさん、大好きな作家さんです。
『卵の緒』『幸福な食卓』等々、名作ぞろい。
『図書館の神様』も好きだったなあ。
出てくる食べ物が、いちいちおいしそうなところもいいです。

淡々とした筆致で描かれたさりげない日常風景が、するりと心に滑り込む作風が

と思うのです。

話はそれますが私は女優の泉ピン子さんと、年は違えど同じ誕生日。
会話のつかみでそのことを言うと、人はたいがい

私はどうやらそういうキャラのようです。

なのでなおさら瀬尾さんの書く「さりげない」作風に、憧れがあるわけです。

で、今回文庫化されたこの作品集、さまざまな「デート」にまつわる日常が取り上げられているのですが。
たとえば表題作の「おしまいのデート」
どこかとぼけたじいちゃんと中2の孫娘の、淡々とした、でもなんだか二人ともかっこいい最後のデート。
このおじいちゃんの台詞がいちいちすばらしい。

いろいろあってこうして定期的に会うのも最後の日、じいちゃんは「またな」と孫の彗子に声をかける。
「またな?」
いぶかしむ彗子にじいちゃんは言う。

「生きてればどんなことにも次がある」

寂しさも、執着してしまう気持ちも、つらい想いも、この言葉さえ知ってれば大丈夫。
次に行こう。
そうすればまた次が来る。
そう思わせてくれる物語でした。

でまあこのようにどの作品も楽しく読み進めていくと。

やや?


ややや?

この構図はLが目立ちすぎた…

ややややや!

あいかわらずピンがあまくてすみません。

なんと『文学男子ーBUNDAN』試し読みチラシです。

集英社さん、私の本を気合いで売ってくださろうとしてます。
あまっ…いやいや。

だって瀬尾さんのような売れっ子さんの文庫本にはさまっているんだもの。
まだまだ売る気まんまんよ!



うんうん、だって面白いものこれ(誰も言わないなら自画自賛しよう運動中)

というわけで、瀬尾さんの文庫本を買うと中身が面白いだけでなく、もれなく『文学男子-BUNDAN』が3話ぶんタダで読めるミニチラシがついてます。
ちなみにこちらで試し読みもできちゃいます。

電子書籍版(マーガレットBOOKストア、Kindle等々)でも好評配信中!
改めまして、よろしくお願いします。

同じカテゴリー()の記事画像
ぎゅぎゅっとざっくり最終回
ノグソフィア
人類は菌類
読んだ人から最強で最高の2018に
『いのうえさきこのだじゃれ手帖』
『会社で恥をかかないための言いまちがい正誤ブック』
同じカテゴリー()の記事
 ぎゅぎゅっとざっくり最終回 (2018-04-08 13:11)
 ノグソフィア (2018-04-04 23:57)
 人類は菌類 (2018-03-26 23:34)
 読んだ人から最強で最高の2018に (2018-02-13 00:34)
 『いのうえさきこのだじゃれ手帖』 (2017-10-25 19:30)
 『会社で恥をかかないための言いまちがい正誤ブック』 (2017-05-26 07:39)

Posted by いのうえさきこ at 00:05 │