2013年02月09日

『遠い夏のゴッホ』

松山ケンイチ初舞台公演「遠い夏のゴッホ」を観に赤坂アクトシアター。

西田シャトナーが松ケンのために書き下ろしたという今作。

というモチーフのせいなのか、松ケンなのにいまだTVスポット打ちまくりだし、割安のリピーター券まで発売されてたりと、興行的には厳しい状況のようです。
しかし舞台そのものは最後まで眠ることなく(重要)、きちんとおもしろく観てしまいました。

松ケンが「冬を越すセミ」というありえない設定を、非常に楽しそうに演じていたのが収穫でしょうか。清盛大河のくすぐりネタもノリノリだったし。
席が前から4列目中央だったというのもあって、くるくる変わる表情も間近で堪能できました。
昨今いろいろつっこまれどころの多い役者さんですが、そういう雑音も芸の肥やしにして、これから舞台でもいろんな役に挑戦してほしいと思うのです。

個人的な今回の一押しは同じセミの恋人ベアトリーチェを演じた美波。
かわいく可憐、存在感があってすばらしい。


あとハチ役の小松利昌、クワガタの石川禅。
最近予習復習しておかないと、舞台上の顔と名前が一致しないため、メモメモ。


さて、セミならぬ「虫」になった話といえばカフカ作「変身」。
「文学男子ーBUNDAN」でも作品を取り上げております。
原作中では明言していない「どんな“虫”に変身したか」の考察も漫画で描いてます。
どうか御見知りおきを。


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Posted by いのうえさきこ at 23:59 │常なる日々