2018年04月10日

上原炎上

ネームを先延ばしにしてやってきた今年の初ドームは対DeNA戦。



生上原も拝むことができましたが、瞬時で炎上。
黒星がついてしまいました。



うん、全然大丈夫。
ペナントレースはまだあと133試合もありますし。



少々のことでは動じたりしない。
いまこそ自分のなかの老人力が試されるときなのです。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年04月09日

机上の富士山

窓の外には富士山。



色をいじったら昭和の絵葉書みたいな色合いになってしまった。

テーブルの上にも富士山。



ここはやはり山菜。



こごみのぬめぬめがおいしい。

左上の赤身が赤ワインに使われるぶどうの皮を食べて飼育されたというニジマス「甲斐サーモン」のお刺身。



おいしかった。

もう昨日の出来事になってしまいましたが。

いま私は自宅の机にへばりついています。
漫画描きの事件はいつだって机の上で起きているのです。
  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年04月08日

ぎゅぎゅっとざっくり最終回

『ぎゅぎゅっと圧縮!西郷どん』最終回更新してます。



絶大なカリスマ性を誇り、人気も絶大ながら、いらんこと言いだったりもなげやりだったり、意外と迷走していたその人生。
最後にきてなんかもうやけくそとしか思えない行動をとったりする、ちょっと人まかせなところにもシンパシーを感じます。
人間くささあふれる西郷さん、ぜひ読んでやってください。

そして今夏にはなんと文庫化 決定!

幕末人物メモと小ネタ16ページもぎゅぎゅっと追加。これさえ読めば西郷さんがざっくりわかる一冊になっているはず。
発売日が決まったらまたお知らせします。
よろしくお願いします。

  

Posted by いのうえさきこ at 13:11お仕事

2018年04月07日

さめないゆめ

私にとって高畑勲監督は、自分が感性豊かな少女であると信じて疑っていなかった時期に観たTVアニメ『赤毛のアン』。

才能が偉大であるのはもちろんなのですが、年を重ねてもなお、作品作りへのあくなき好奇心をアンのように持ち続けていた。
高畑監督のなにより尊敬する部分です。

ただまあ正直なところを言うと、その後三十代になって観直した『アン』はあれ?と思うほど、騒々しくて空気読めなくてイライラする女の子で、最終的に知性と感性にあふれた大人の女性に成長するのがわかっていながら、ラストまで観続けられなかった記憶があります。
しかしさらにそのずっと後、中年になって人生3回目(正確には2回半目か)に観た『赤毛のアン』は、どういうわけかびっくりするほど愛おしい目線でアン・シャーリーを見つめる自分がいたのです。
あいかわらず妄想癖が暴走している、ちょっとめんどくさい子という認識はあるのに。

これってあれじゃない?

私がマシュウとマリラ目線の年齢になっったってことじゃない?
(どっちかというとマリラ成分多めだが)



『火垂るの墓』における、自分が「親戚の叔母さん」目線になってしまって感想が変わった名作というカテゴリーでしょうか。
あ、これも高畑監督作品でしたね。

『赤毛のアン』はオープニングとエンディング曲もいいんですよね。
大人っぽくて、瑞々しくて。



きれいごとではすまされない年にはなってしまいましたが、まだ描きたい。できれば死ぬ直前まで描いてたい。
高畑監督作品はそう思わせてくれる存在なのです。
  

Posted by いのうえさきこ at 07:43常なる日々

2018年04月06日

四月になれば彼女はPart2

ちょうど三年前の今頃、同じタイトルで帯状疱疹になった日記をアップしているのですが。
本日、タダでいれてもらった奥歯のジルコンのかぶせものに、ただならぬ違和感を覚えている私です。

いつか必ずくるであろうもっと大きなガタが来る前に、今やりたいことをやっておかねば!
と、思う、ヒノキ花粉舞い散る春の日。







というわけで、ここでおいしいもの食べながら、これから始まるお仕事の話をしてきました。
イベリコ豚の皿に添えられた野生のアスパラガスのほろ苦さに、春の芽吹きを感じます。

浮かれたっていいじゃないか。だって春だし。
   

Posted by いのうえさきこ at 21:02常なる日々

2018年04月05日

そば焼酎のそば湯割りだから体にいいはず

体にいいなら飲むしかないはず。


  

Posted by いのうえさきこ at 23:56常なる日々

2018年04月04日

ノグソフィア

少し前の日記に「ウシグソヒトヨタケ」について書きましたが、その流れでキノコ関連に興味が出て来て、今回ちょこちょこ書籍や図鑑を購入し読んでます。
その中で衝撃を受けた一冊がこれ。



くう・ねる・のぐそ
自然に「愛」のお返しを(糞土師・伊沢正名著 ヤマケイ文庫)


著者である糞土師・伊沢正名氏はキノコや変形菌の写真家として著名な方なのですが、その別名はなんと「野糞先生」。

「野糞」を生涯のテーマとし、
自ら「野糞」を実践して生きている人なのです。

伊沢氏が野糞を始めたのが24歳のとき。
40歳には独自の「伊沢流インド式野糞法」を確立させ、その後トイレを使わず1000日続けて野糞をする千日行を成就させます。
さらなる鍛錬を積んだ現在では、イレギュラーな場合をのぞき、ほぼ100%近い野糞率を誇っているらしい。

どうして、伊沢氏がアウトドアでお尻を出す行為にいたったか。
一言で言うと「無駄」だから。

腐食連鎖では、ウンコや死骸、そして枯れ木や落ち葉を食べる動物がその一部を担うが、最終的には菌類(カビやキノコ)とバクテリアがそれらをすべて食べ(腐らせ=分解し)つくし、無機養分に戻して土や水に還す。枯れ木や落ち葉、動物の死骸や糞などの有機物は、キノコなどの菌類が分解して無機物へ還元し、最終的に土へと戻していき、さらにそこから生まれたそこからまた、植物によって上りの連鎖が始まり、永遠の命の循環が成立する。このように、ウンコは残りカスではなく、下りの食物連鎖の出発点に立つ、大切な命の源なのだ。
(糞土研究会より引用)


けれど人間はその大切な「ウンコ」を大量の水を使い、大量の紙を消費し、膨大な費用をかけて処理している。
人間が自然にお返しできるものはウンコだけなのに。

つまり

野糞こそは人間がなし得るもっとも崇高な行為ではないか

と伊沢氏は考えたのだ。
伊達や酔狂ではなく、大真面目な自然保護の観点からの野糞ライフなのです。

病気を介在するのではないか?というもっともな疑問もあるのだけど、作法にのっとって処理をすれば汚くはないのだと、そのスマートなスタイルについてもイラスト入りで詳細に書かれています。

なんの価値もない対象に「クソが」(失礼)と悪態をつく人間がいるけれど、とんでもない認識不足だと言わざるを得ませんね。

さらにさらに本書後半には、ウンコが土に還るまでの過程を記録するという、価値はあるんだろうけど、実際には誰もやらない(やりたくない)調査野糞報告があります。
…いやいや、もうこれ以上は本読んで下さい。
ウンコ以上に価値のある一冊だと思います。

で、その糞土師・伊沢先生のwebサイトがこちら。

糞土研究会 ノグソフィア

「野糞」と、一見遠く離れた概念のように見える「ソフィア(叡智)」との合成語。
伊沢氏の提唱する糞土による生命の循環と哲学が すべてこの一語に集約されたすばらしい言葉ではないですか。

誕生→成長→死→腐って土に還る→誕生・・・この循環こそ生命が永遠に続く自然界の基本であり、それを守ることが自然保護の真髄だった。
(糞土研究会より引用)


※以上緑の斜体部分はすべて「糞土研究会ノグソフィア」のサイトから引用させていただきました。

そして伊沢氏の素敵なところは、自然保護という気高い理由もさることながら、野糞をすることで心身の開放感を感じているという点(大事)。

…ま、感激したからといって私が野糞をするかどうかはまったくの別問題なのですが。

本書では野山で手に入りやすい、ふきとりやすく肌触り最高の葉っぱ等についても図版で解説されています。
この本を読んでしまった私は、この夏ひまわりを見たらソフィアローレンの映画だけでなく、「これがお尻のふきごこち最高のひまわりの葉っぱかあ!」という別ベクトルに思いをはせることができるはず。
世界が広がったのか、映画の美しくも悲しいイメージが相殺されてしまうのか、自分でもちょっとよくわかんないのですが、還元のサイクルにちょっと参加できたような、そんな気がしているのは間違いないのです。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:57

2018年04月03日

立てば筋痛座れば筋痛

歩く姿は生まれたての鹿。




  

Posted by いのうえさきこ at 22:42runabout

2018年04月02日

陸王杯 第34回行田市鉄剣マラソン大会

帰ってから爆睡してしまい、はからずも日記更新をサボってしまいましたが、
「陸王杯 第34回行田市鉄剣マラソン大会」無事完走しました。



記録は2時間9分38秒。
結果から言うとナイスラン!とはいかなかった。
「練習不足」
この一言につきる。

桜舞い散る緑道も勇壮な古墳群も、アップダウンのほぼないフラットなコースも、暑かったけどさわやかな気候も、すべてすべて最高に走りやすいすばらしい大会だったのに、途中トロトロ歩いてしまってこの結果。
前半14キロメートルぐらいまではキロ5分30〜40秒ペースで走っていたので「初のハーフ2時間切りいけるかも!」と欲をかいたのもよくなかった。
一度脚を止めてしまうと、もうあとはずるずると歩いたり走ったりの繰り返し。
道路脇で応援してくれていた行田マダムたちと
「大阪から来たの?」
(OSAKAとでかでか書かれた昨年の大阪マラソンのTシャツを着ていた)
「東京なんですよー」
「でも関西の方でしょ?」
(なんで一言で関西弁がバレるのでしょうか)
「ええ。でももう18年東京に住んでるんですよー」
という埒のあかない会話を楽しむまでにスローダウン。

私がマラソン大会に出る最大の理由は
「マラソン大会がなければ行かなかった土地」を
「いろんな人と楽しく走る」
ことなので、タイムはさほどでなくても(まあくやしいけど)いいのですが、ゴール残り5キロがつらくてつらくてヘロヘロだったのが自分でも思いのほか堪えています。

楽しく走るためには地道な走り込みをしなくてはいけない。
いい絵を描く為にはデッサンを繰り返さねばいけない。みたいなもんでしょうか。

個人的に悔いは残りましたが、運営もスムーズで快適。
とってもいい街、とてもいい大会でした「行田市鉄剣マラソン大会」。


桜吹雪が舞い散るベストタイミング。このへんまでは非常に快適でした。


鉄剣が出土されたという稲荷山古墳。形状がかわいい。


ドラマ「陸王」で足袋メーカー「こはぜ屋」さんが着ていた法被を着て走るランナー。
大会に出る理由のひとつに、たくさんの人のフォームを観察できるというのがありますが、この方、理想的な走りでした。すぐ離されましたが。

そしてアフターランは赤羽にて



ラム肉で健康的にプロテイン補給です。
もちろん筋肉を破壊するビール生中3杯もセットです。

汗臭い上にジンギスカン臭をたっぷりまとって店移動。


七田しちだ 純米おりがらみ 無濾過生(佐賀/天山酒造)


而今じこん (三重/木屋正酒造 )


春霞はるかすみ 純米瓶囲い 花ラベル (秋田/栗林酒造)

21キロ走ってついた筋肉をすべてプラマイゼロにしたような気がしますが、後悔はしていません。

すべてはおいしいお酒のために!
  

Posted by いのうえさきこ at 13:52runabout