2018年04月30日

宅飲み第三弾

『ぎゅぎゅっと圧縮!西郷どん』を描いてみてあらためて思ったことは、
絶対的な正義なんてこの世には存在しない、ということ。
立場や国や環境が違えば、そこから見えるものは当然まったく別の景色なのだから。
私にできることは、自分とは違う考え方の人間がいる、という当たり前のことを忘れないこと。
できうるかぎり誠実であること。



本日の晩酌は宗玄の残りを鮒寿司で飲みきり。
杯は九谷焼の釉裏金彩の器です。
友人からのいただきものですが



裏の陶印から吉田美統(よしたみのり)氏という人間国宝の作と知り、うっかり欠けさせたらとビビってなかなか使えなかったのですが、器は使ってナンボと開き直ってぐびぐび飲んでます。
誠実に作られた酒を誠実に作られた器で飲めば、飲んだ本人が少々ゲスでもいい酔い方ができるはず。です。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年04月29日

宅飲み第二弾

外はまぶしいほどのお天気でしたが、
終日自宅で『ぎゅぎゅっと圧縮!西郷どん』のゲラ校正作業。



本日の晩酌はいただき物の「泡波」ミニボトル。
日本最南端の波照間島で作られているすっきり飲みやすい泡盛です。
グラスは漫画家みなもと太郎先生の「画業40周年記念パーティ」でいただいた、オリジナルの切子。
幕末漫画の権威にニカニカ見守られながら、自分にハッパをかける夜。

あ、校正はもちろんシラフでやりました。

  

Posted by いのうえさきこ at 21:57常なる日々

2018年04月28日

宅飲み第一弾

連休だからといって特に予定もないので飲みました。



お酒は能登杜氏発祥の蔵と言われている宗玄酒造(石川)の生原酒(兄提供)。
杯は九谷焼の陶芸家・河端理恵子氏の手によるぐい飲み。

この繊細な赤絵細描を眺めていれば、肴はいりません。ういー。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:41常なる日々

2018年04月27日

ヒノキ短し

息せよ乙女。



長かったスギとヒノキが終わり、ようやく本当の春がやってきました。

  

Posted by いのうえさきこ at 19:53常なる日々

2018年04月26日

飛び出さない坊や

我がふるさと滋賀県は「飛び出しぼうや」の発祥の地。
ということでいただきました。
とびだしとび太のラングドシャ。



飛び出し坊やを世に知らしめたみうらじゅん氏言うところの「0系」タイプですね。


かわいい。おいしい。

学生時代、地域の役員をしていた父の指令でこのタイプの飛び出し坊やを20〜30体ほどベニヤ板に描いたことが。
外を歩いてる人間よりも飛び出し坊やの数のほうがはるかに多い土地ゆえ、注意喚起の効果があるのかどうかはよくわかりませんが、赤いシャツに黄色いパンツのこの坊やが、山や湖や田んぼと同じくらい私の原風景になっているのは間違いないのです。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年04月25日

いつも蕎麦にいるよ



モデルは中野の「武蔵野そば」
山菜天ぷらがおいしいです。
  

Posted by いのうえさきこ at 22:00常なる日々

2018年04月24日

かわいそうなだじゃれ



ときには悲しい日もあるものですが、
あえてくだらないだじゃれを置いておきます。

人生(も手帖も)いつからでも始められる。

『いのうえさきこのだじゃれ手帖』(コバルト文庫)


まだまだしつこく発売中です。

  

Posted by いのうえさきこ at 22:46

2018年04月23日

世界はダジャレでできている

年金生活。
ではなく
粘菌生活。



それがこれ。
『粘菌生活のススメ』(新井文彦著 川上新一監修 誠文堂新光社)



私のような菌類ビギナーにもわかる粘菌入門本です。

この毒々しく美しいものが、植物でも動物でも菌類でもない不思議な生物・粘菌!


「美しくて、かわいくて、不思議で、ちょっと気持ち悪くて、だけどものすごく魅力的な生きもの」(まえがきより引用)である粘菌の写真と愛で方がたっぷりで、



と静かに興奮しながらページを繰っています。

老後に不安はいっぱいですが、粘菌生活は安泰に送れそうです。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:01常なる日々美しきものたち

2018年04月22日

おっさんずラブ

土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日 毎週土曜夜11時15分〜)

尊敬する上司(吉田鋼太郎)とドS後輩(林遣都)に同時に慕われる不動産会社営業マンの主人公・春田33歳(田中圭)。
というタイトル通りのドラマ「おっさんずラブ」ががめちゃめちゃ面白いです。
田中圭の動きがいちいち楽しくてかわいくて、そりゃモテるよなあ(男にだけど)と。
地上波でこういう設定のドラマを、しかも芸達者で実力派の俳優さんをキャスティングして観ることができるとは、いい時代になったものです。

描かれているのは男同士の恋愛模様ですが、人を愛おしいと思う気持ちには性別も年齢も立場にも垣根がないことを教えてくれる、あんがい正統派の恋愛ドラマです。
そして垣根はないものの、好きでもなんでもない相手に好かれてしまったら、そこはやっぱり性別も年齢も立場も関係なく、ただただ困惑するしかないという現実。

愛する人のことを知りたい、大切にしたい、特別あつかいしたい、つくしたい。
でも相手を受け入れられなければ、その愛情表現はただただつらい。逃げたい。
やさしくなんかできない。

つくづく、恋愛は人を差別するってことなんだよなあと思うのです。


  

Posted by いのうえさきこ at 16:37常なる日々美しきものたち

2018年04月21日

岡崎体育ワンマンツアー2018

「ウォール・オブ・デス」と呼ばれているモッシュの一種をご存知でしょうか。

多くはデスメタル系やハードコア系のライブが主流のようですが、ごくたまに野外フェスなどでも近いものをやってたり。

まずは観客が十戒のように左右にわかれ人の「壁」を作り



ステージ上の曲の合図でこの数十人、さらには数百人規模の観客で作った壁同士が一斉に中央に向かって突進する。



その後は想像通りというか、同じアーティストのファン同士なのになんでこんなことになっているのかっつう、非常におっとろしくも危険きわまりない阿鼻叫喚の「死の壁」モッシュなのです。

一方、岡崎体育のライブで観客がするのは「ウォーク・オブ・デス」。
左右に分かれて壁になるまでは同じですが、その後は音楽を愛する熱い心を持って中央に向かってただゆるゆると「歩く」。それが「ウォーク・オブ・デス」。




さながら壮大な「はないちもんめ」。
こうして説明していると「なんじゃこりゃ」と思う「ウォーク・オブ・デス」なのですが、これが岡崎体育の音楽を愛するファンの、ばかばかしくも美しいライブの様式美なのです。

岡崎体育ワンマンツアー「密着!謎のメンタリストRYOMAを追え!」
下は小学生女子から上は還暦すぎの男性ファンが、北は北海道、南は九州沖縄から、歌って踊って楽しむために、このZEPP TOKYO集まってきた。
2020年にさいたまスーパーアリーナ公演を実現させるため(マジ)、
どこまでもWALKしたい夜なのDEATH。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59ライブ

2018年04月20日

戦いすんで日が暮れて

俺たけのこ!春のキングは俺様!

とぐいぐい主張しまくる、米との分量バランスがおかしいたけのこご飯になってしまった。
けど香りがすごくさわやかで、めちゃくちゃおいしいです。


  

Posted by いのうえさきこ at 23:15常なる日々

2018年04月19日

避けられない戦いがここにある

たけのこのことだけに。



  

Posted by いのうえさきこ at 14:32常なる日々

2018年04月18日

偉人さんにつられて言っちゃった

小学生のお子さんを持つ母二人と話していて、教科書がタブレット化するかもという話題で私がまっさきに心配したことは、

偉人写真に落書きできないじゃないか。



そして今のところそれ以外のデメリットが浮かびません。

  

Posted by いのうえさきこ at 22:58常なる日々

2018年04月17日

ごまかさない焼き胡麻豆腐

人生最高の胡麻豆腐に出会ってしまった。



舌触りはやわやわとろとろ。
香ばしく焼き色をつけた胡麻豆腐は、箸で持ち上げようとするとしどけなく崩れ落ち、そこへ濃厚な胡麻だれとすり胡麻が次から次へとからまりあい
これはもうこれはもう

金胡麻のトリプルアクセルやあ〜

モデルは浅田真央選手です。

お店は打ち上げ兼打ち合わせでごちそうになった、神楽坂の割烹料理店

誠実な仕事は裏切らない。
そう思わせてくれる味でした。
  

Posted by いのうえさきこ at 22:25常なる日々お仕事

2018年04月16日

続報ことばっておもしろい

新聞連載コラム「ことばっておもしろい」(神永暁)掲載紙続報です。

岐阜新聞↓


新潟日報↓


信濃毎日新聞↓


岩手日報こども新聞↓


そして東京新聞↓やった!新聞の現物が手に入る!と思ったら…




しごとっておもしろい…ものですね。
  

Posted by いのうえさきこ at 22:02お仕事

2018年04月15日

HG愛

実家から送って来た滋賀のお米「みずかがみ」。



炊きたてももちろん好きなのですが、冷めてもたいへんおいしい。
最近はもっぱらお茶碗によそって、あえて冷まして食べてます。

「冷やめし」を食べる、だとなんとなく別の意味を持ってしまうので
わたくし、「冷やご飯」を愛するスタンスをここに小さく宣言します。



  

Posted by いのうえさきこ at 22:47常なる日々

2018年04月14日

『修羅天魔〜髑髏城の七人』Season極



「IHIステージアラウンド東京」こけら落とし公演もついに最終Season。
劇団☆新感線『修羅天魔〜髑髏城の七人』Season極を観てきました。

この『髑髏城の七人』は劇団☆新感線で長年かけられている、いのうえ歌舞伎の演目の一つ。
今回のこけら落としでは、基本同じストーリーをキャストや演出を替え「花」「鳥」「風」「月」の4シーズンに分けてほぼ一年かけて上演していたもので、新作『極』をもって無事すべてコンプリート観劇いたしました。

それぞれのSeasonにそれぞれの役者や演出の妙があって、どのシーズンがベストとかはとてもとても決められないのですが、あえてマイベストキャストを組むとしたら

捨之介:小栗旬or松山ケンイチ
天魔王:森山未來
無界屋蘭兵衛:早乙女太一
兵庫:青木崇高
狸穴二郎衛門:近藤芳正
贋鉄斎:古田新太
沙霧:清野菜名
極楽太夫:りょう


Season極のキャストは新作扱いなので上記からははずしています。
さらに早乙女太一がだんとつで所作も佇まいも美しかったので入れられなかったのですが、「月」シーズンで無界屋蘭兵衛を演じた三浦翔平もすごーくすごーく良かった!
普段TV等ではほとんどチェックしていなかっただけに、また舞台に出てくれたらぜひ観たいと思える役者さんになりました。

はああー、夢のようなキャスティングだわああ。
ただ、現実にこのキャストで上演されたとしても、それ最高!とはやっぱりならないだろうなあ、ということはわかります。
一時期巨人のスタメンが全員クリーンナップみたいな状態になってた時も、特に連勝できてた記憶ないし。

主役のようなまぶしい輝き方でなくても、自分の立ち位置で、自分にしかできない輝き方をする。時には影に徹する。それぞれのキャストがそれぞれの役割を演じきったときに、忘れ得ぬ作品になるのでしょうね。

とはいえ、やはり今日極楽太夫を演じた天海祐希はごちゃごちゃした理屈がふっとぶほどの、神々しいまでの美しさ。



観た人はすべて寿命が延びると思います。
私はどうやらまた長生きしてしまうようです。



  

Posted by いのうえさきこ at 23:59舞台

2018年04月13日

いのうえver.2

現在フジテレビ系で放映中のアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の第六期猫娘が完全に八頭身で美少女で私の知っている猫娘では全然ないのですが、まあかわいくなるぶんにはいい気もしなくもなく、ひるがえって私が十年一日のごとく描き続けている自分の二頭身キャラも、このままでいいのかとあふれる気持ちがおさえきれず描いてみた。



うん、変わらないものがあってもいいはず。
  

Posted by いのうえさきこ at 23:59

2018年04月12日

ことばっておもしろい



4月からスタートした新聞連載コラム『ことばっておもしろい』に漫画をつけています。
書き手は神永暁(かみながさとる)氏。
週一回連載で、各地方新聞の子ども向け紙面に掲載されているものです。

子ども向けなのでテーマとなる言葉はシンプルなものばかりなのですが、そこは大手出版社で長年辞書編集者として言葉を編んできた神永氏。
「そーなんだ!」という驚きと、にやりとさせる茶目っ気にあふれた文章で、仕事とはいえ原稿を読むのが本当に楽しみでして。
ぜひ親子で読んでいただき、日本語のおもしろさを感じてほしいのです。

ちなみにこれ↓は沖縄タイムス。


北國新聞にはこういう感じ↓に掲載されているらしいです。


共同通信の配信記事なので、どの地方新聞に掲載されているのかすべて把握はできていないのですが、思わぬ土地の新聞にひょっこり載っているかもしれません。
検索すれば一発で該当情報にあたるこの時代、そういう「たまたま」の出会い方も、おもしろいなあ、と思います。
ニュースや天気やコラムや読み物やそしてもちろん漫画まで、ありとあらゆる文字情報に速攻アクセスでき、私自身も元の世界に戻ることはもう考えられませんが、やはり紙の本で読む文章や新聞紙上で読む記事には別種の体温を感じます。



読めない漢字が山ほどあっても、新聞の上に座って夢中になって文字を拾い、漫画やイラストを目で追った。
子どもだった私が感じたワクワクを今の子ども達にも感じてもらえたら。
小さかったあのときの私にほめてもらえるような気がするのです。
  

Posted by いのうえさきこ at 22:27お仕事

2018年04月11日

喰うために働いて生きるために唄え!

怒髪天ライブ@渋谷クラブクアトロ。
「暖機運転TOUR2018 "4人は未だアイドリング中"」

アルバム発売直前で新曲もたっぷりの、きょうも濃厚な2時間15分。
感想は追記します。


  

Posted by いのうえさきこ at 23:59