2018年04月14日

『修羅天魔〜髑髏城の七人』Season極



「IHIステージアラウンド東京」こけら落とし公演もついに最終Season。
劇団☆新感線『修羅天魔〜髑髏城の七人』Season極を観てきました。

この『髑髏城の七人』は劇団☆新感線で長年かけられている、いのうえ歌舞伎の演目の一つ。
今回のこけら落としでは、基本同じストーリーをキャストや演出を替え「花」「鳥」「風」「月」の4シーズンに分けてほぼ一年かけて上演していたもので、新作『極』をもって無事すべてコンプリート観劇いたしました。

それぞれのSeasonにそれぞれの役者や演出の妙があって、どのシーズンがベストとかはとてもとても決められないのですが、あえてマイベストキャストを組むとしたら

捨之介:小栗旬or松山ケンイチ
天魔王:森山未來
無界屋蘭兵衛:早乙女太一
兵庫:青木崇高
狸穴二郎衛門:近藤芳正
贋鉄斎:古田新太
沙霧:清野菜名
極楽太夫:りょう


Season極のキャストは新作扱いなので上記からははずしています。
さらに早乙女太一がだんとつで所作も佇まいも美しかったので入れられなかったのですが、「月」シーズンで無界屋蘭兵衛を演じた三浦翔平もすごーくすごーく良かった!
普段TV等ではほとんどチェックしていなかっただけに、また舞台に出てくれたらぜひ観たいと思える役者さんになりました。

はああー、夢のようなキャスティングだわああ。
ただ、現実にこのキャストで上演されたとしても、それ最高!とはやっぱりならないだろうなあ、ということはわかります。
一時期巨人のスタメンが全員クリーンナップみたいな状態になってた時も、特に連勝できてた記憶ないし。

主役のようなまぶしい輝き方でなくても、自分の立ち位置で、自分にしかできない輝き方をする。時には影に徹する。それぞれのキャストがそれぞれの役割を演じきったときに、忘れ得ぬ作品になるのでしょうね。

とはいえ、やはり今日極楽太夫を演じた天海祐希はごちゃごちゃした理屈がふっとぶほどの、神々しいまでの美しさ。



観た人はすべて寿命が延びると思います。
私はどうやらまた長生きしてしまうようです。



  

Posted by いのうえさきこ at 23:59舞台