2010年09月24日

朝ゲ昼ゲ夕ゲ

タイトルは某巨大掲示板の「ゲゲゲの女房」スレの書き込みから拝借。

うちはBShiが観られる環境にないので基本BS2→NHK地上波→NHK地上波再放送→BS2再放送の一日4回ゲゲゲローテ。
つまり朝ゲ2膳、昼ゲ1膳、夕ゲ1膳をテレビ前でいただいているというのがここ半年の日課だった(ちなみに時間のあるときは土曜の一気放送も観てた)。

前夜どんなに飲んだくれていても、私を毎日まがりなりにも朝に起こしてくれていたふみちゃん。
「ゲゲゲの女房」がついに明日で終わってしまう。


イカルに怒られることももうない。

しかしパブロンのCMの竹下景子はものすごく若くてびっくりだ。

イトツの胃の突出っぷり、もうちょっと見てたかった。


スピンオフがあるなら、イカルとイトツの出会いから映画館経営のあたり希望。
あ。戊井さん夫婦の美しい物語もいいなあ。
てんてん菅ちゃんと倉田さんと小峰さんの初代アシスタント三人組の青春物語もいい!

あああ、でも本当に終わってしまうのだなあ。

笑わせて泣かせて、テーマがじんわり心にしみこんでくる、すばらしい脚本だった。

出演者のすべてが(憎たらしい役どころですら)魅力的で、時代の空気感を作る音楽やキーワードや小道具や衣装や食事のひとつひとつにいたるまでが画面の細部に息づいてて、それをさりげない演出で見せていた。
出演者やスタッフみんながこのドラマにほれこんでるのが伝わってきた。

私のなかで「ゲゲゲの女房」というドラマ、そしてこのドラマに登場するすべての登場人物は一生
  

Posted by いのうえさきこ at 12:40常なる日々

2010年09月20日

芸短ヌーボー

母校の新校歌がAKB48によってお披露目されるというニュースを観たので、なんとはなしに大学のwikiを読んでいたら、教員陣が校歌以上にすごいことになっていた。

ビッグネームまみれなのでいちいち挙げないが、ものすごく気になる「JJサニー千葉」。
一体何教えているんだろう。


また金にならないムダ知識を仕込んでしまった。

私が通っていた時代の校名はもう消えてるんだけど、「著名な出身者」に同級生の名前と活躍を見つけ、ちょっこし懐かしい気持ちになったり、その同級生の影響で寺山修司とかをわかったフリした青臭い記憶も同時によみがえったり、芋づる式に学生時代の恥ずかしい思い出が掘り起こされ、しばしのたうち回る。

人生は一生ネタまみれだ。  

Posted by いのうえさきこ at 18:58常なる日々

2010年09月18日

ハーパー・リーガン

パルコ劇場で長塚圭史×小林聡美で「ハーパー・リーガン」

以下ちみっとネタバレ。

主人公はどこにでもいる平凡な中年女性。
そこそこ責任のある仕事と癖のある上司を持ち、家にはなにやら事情ありげな夫と、優秀で美人な娘。
埠頭で出会った少年との会話に、ちょっとした生活のほころびをかいまみせるものの、いたって常識的な節度ある大人の女。

しかしながら2幕目、主人公は怒濤の時間を経験する。
今まで腫れ物のようにあつかってきたもろい価値観がこっぱみじんになるような。
母娘、父娘、父息子、父娘、対夫、行きずりの若い男、行きずりの年上の男、他人である母の現夫、いまやプチストーカーとなってしまった息子のような年の男、ついでに上司。

それらのよくある、あるいは不思議な関係が、たった2日2晩のあいだにつぎつぎとコマ送りのように繰り広げられて行く。
舞台セットは閉塞感のある家庭の象徴である箱庭のような家や、都会を象徴するような殺伐とした壁だけの空間。
そのなかで主人公も回りの人間も、奇妙に、唐突に、そして静かに毒を出し切るのだ。

翻訳劇ならではな会話に最初なかなか入り込めなかったのだが、読後感というか観終わった後の空気感は悪くない。
自分の中に日々降り積もっている澱のような思いも同時に解き放たれたような気分。

もちろん気持ちを解き放ったところで現実は決して美しくはないし、未来への解決も見つからない。
行きずりの男に怪我をおわせ、革ジャンを盗み、適当に知り合った男とセックスをして、職も失ってしまう。
元々もろい砂上にギリギリのところで形を保っていた家族は、崩壊寸前にまで追いつめられる。

そんな状態なのに。
それでもハーパーは責め立てる娘に言うのだ。

「それでもやっぱり生きてるほうがいい」

と。


蛇足だが。

中庭かなんかの朝食風景で、ハーパー演じる小林聡美がトーストにバターを塗るシーンがあったのだが。

と心の中でつっこんでいた客は、私だけではあるまいと確信している。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2010年09月16日

SMAP

コンサートツアー「We are SMAP! 2010」の東京ドーム公演2日め参戦。
嵐コンサート後に残っていた、ありったけの乙女心をあらいざらい放出してきた。
しばらくは納豆食べてイソフラボンを積極摂取させねばねば。


予習として新譜「We are SMAP!」をみっちり聴きまくったわけだが、いや本当いまさら情報ではあるのだけど、ものすごく豪華な楽曲執筆陣だったのね。
ダニエル・パウター、久石譲、太田光、RIP SLYME、久保田利伸、槇原敬之、LOVE PSYCHEDELICO、サカナクション、なんとびっくり相対性理論。

「SMAP×SMAP」で相対性理論の「LOVEずっきゅん」が流れてた、というのもネットで知ったし、私のような、いろいろ感性が鈍りつつある初老がいま現在話題の音楽シーンを知るには、ひとまずトップアイドルのアルバムが入門編なのかもしれん。

と、こういう流れで言うのはなんだが、しかも本当どうなのよってぐらいいまさらなのだが今、いま私の中で聖子ちゃんブームが来ていて、何買えばいいのかわからんかったのでひとまず「Seiko Box」を買って毎日聴きまくっている。

いやーん、やっぱりいいわあ歌謡曲(聖子ちゃんを語るとき口調がカマっぽくなるのはなぜ)

「瞳はダイアモンド」とか「ガラスの林檎」とか、名曲過ぎて全然聞き飽きない。
松田聖子の歌の表現力の凄みもひしひしと伝わってきて、「私はもっと強いはずよ♪」のところでは毎回涙ドバーだ(こんな書き方してる時点で松本隆先生の言葉世界には地球の果てぐらいまでの距離感だが)。
若いときもさんざん聴いていてたはずなのだが、若かったときより改めて胸に響く。
ケガの功名というか、年寄りの特権というか。

いやま、そこまで手放しでは思ってないですが。孤独死とか心配だし。

SMAPに戻りますが、草なぎ君、ソロでは「帰って来たヨッパライ」やっちゃってます。

ああなんとすがすがしいまでの自虐。
アイドルでもないくせに保身に走りがちな最近の自分の作風を振り返り、やや反省した瞬間なのであった。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2010年09月14日

古代少女隊 ドグーンV

TVぴあ取材で10月6日からスタートする「古代少女隊 ドグーンV」のロケ見学のため西荻窪。

「妖怪ハンター見習いである土偶の女の子たち5人組が土偶ビキニコスで大活躍!」とか、聞いてもよくわからないバカバカしさに満ち満ちたドラマであるようなので、そりゃもう胸弾ませて現場にかけつけたのであった。

期待は裏切られなかった。

「土偶」の化身であるとはいえ、中の人は現役アイドル。
みな本当にかわいい。

でも「土偶」。

それぞれキャラ設定もされていて、いちいち身につまされる。


でもやっぱり「土偶」。

ゲスト陣が豪華でオーケン、斎藤歩、升毅、水野美紀ほか多数。
なんだどうした。

これはやっぱり、録画よりリアルタイムで観るしかないかもと思っている「土偶」ギャルをもっと知りたいという方はこちらのプレスリリースでどうぞ。

お色気土偶に度肝を抜かれた今回の様子はTVぴあ「TVの細道」にて。
どうぞよろしくお願いします。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2010年09月12日

samurai cafe

葉月京先生の強力プッシュ集団・笑撃武踊団による「侍かふぇIN初お江戸」を体験しに新宿ロフトプラスワン。


こんなん(撮った写真がどれもこれもあまりにもボケボケ状態だったので極小にしてます。茶屋の看板娘おみっちゃん的やさしい心の目で補完して見てください)。

「メイドカフェ」がメイドさんにもてなされる妄想喫茶店ならば、「侍かふぇ」はおっとこまえの侍(or姫君)にもてなされる妄想茶屋。
ということで、客はみな姫&殿な体で入店。
時代劇の名シーンの数々を、金(小判)の力でもってねじふせ体験できるという、誰しも持っている時代劇好きの魂、髷好き心を激しくゆさぶるコンセプトなのだ。

まあ私自身は小心者なので、スポットライトがあたる中で

とかやりたくてもできないわけだが(脳内では体験済みだが。もちろんまわす方)、どの小芝居プログラムも出演者全員ノリノリで、これはまさに同じアホなら踊らにゃソンソン状態。

見るだけの立場だったが「日本一のフジコ」とか「市の瞬間按摩」とか面白かったなあ。
気づけば財布の小銭をあらいざらいおひねりで投げてしまっていた。
 
まさにロフトプラスワンに渾身の侍魂が炸裂した時代劇ワールドだった。

ばかばかしい(ほめてます)。
とにかく全力でばかばかしい。
そのばかばかしさをきちんとばかばかしくするための、本気の殺陣や剣舞が笑撃武踊団の本丸なのかもしれない、と感じた2時間なのだった。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2010年09月11日

怒髪天×筋肉少女帯

誕生日は「モテキ」を観ながら迎えた。
うん、やっぱ森山未來はすばらしい役者さんだ。

夜はSHIBUYA-AXにて「怒髪天×筋肉少女帯」。

20代に青春の1頁を確かに刻み付けた筋少と、間違いなくこれから私の歴史の一頁に刻まれつつある怒髪天が、よもや今宵同じステージに上がるとは。
ラスト「日本印度化計画」では筋少と怒髪天のコラボも実現。
もう本当めちゃくちゃ楽しい夜だった。
生き続けるってすばらしい。

というわけで、この日のアニィのMCから心に刻んだ言葉。
「今年の夏はいい夏だった。
FUJI ROCKにも出たし、生まれて初めて沖縄にも行った。
おむすびが食べられない日はないんだな。
なぜなら、おむすびがもらえるまで歩き続けるからなんだな」


  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2010年09月09日

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

まっくらやみエンターテインメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に行って来た。


視覚障害者のアテンドのもと、初対面の人間同士が8人のグループを組み、文字通りまっくらやみの中を徘徊する体験イベント。
ふだんいかに自分が視覚情報「のみ」に頼り切った生活をしているかをつきつけられた感じで、想像以上に新鮮な体験だった。

とにかく本当に何も見えない闇の先に一歩踏み出すことのおそろしさ。

闇の中では音と声と香りと気配と他人の体温だけがたより。
それは同時に自分自身も、声や音で「他人にアピールする」という作業が求められる。
黙って動かないままだとチーム全体がこう着状態になってしまう。

典型的引っ込み思案な日本人であるところの自分が
「いのうえです。触っちゃいましたごめんなさい」とか
「いのうえです。しゃがみます!」とか
「いのうえです。ブランコゆれてます!」とか

なんかビミョーなキャラ芸人みたいだが、こんな積極的人格がほいほい出せたのも、相手の表情や感情が見えない世界ゆえの特別な空気があったからだろう。
海外旅行で周囲が知らない人ばかりの状態に放り込まれると、日常とは真逆の別人格が生まれるような感じ。

そしてあらためて「声」の魅力に気づいた。
「声」の素敵な人はいいね!男性も女性も。

イベント終了間際、外界に慣らすため、アテンダントと共に8人がうっすら顔の見える薄暗い部屋で感想を述べ合うのだが、暗闇で聴いていた声と、実際に見るルックスのギャップといったら。
視覚情報から得ていたイメージによる思い込みの強さに我ながらにくらくらした。

自分の中のほの暗い闇に向き合った気もした「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」体験は「ヤングチャンピオン」連載中の「倒れるときは前のめり。」にて。
どうぞよろしくお願いします。



しょっちゅうアピールせんと、気づいてもらえんけんね。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2010年09月06日

秋はひかりに乗って駆け抜ける

先日帰省した際、お弁当とビールを買おうとして新幹線ホームの売店に立ち寄った。
地域限定「特選弁当 東京」


「キリン秋味」

があったので売店のおばちゃんに

「『特選弁当東京』と『秋味』ください」

と注文。


新幹線が走り出して「まずは一杯」とうきうきしながらレジ袋を開いたら

「特選弁当 東京」と
秋味満載」弁当が。


からっからの喉と駅弁2個をかかえ、途方に暮れるひかり車内。


誰が悪いわけでもない。
誰が悪いわけではないのだけれど。


今日も暑くなりそうですね。
長期予報では今年は秋がなくて冬がいきなり来るそうですよ。

誰が悪いわけではないのだけれど。  

Posted by いのうえさきこ at 12:40常なる日々

2010年09月03日

「ARASHI 10-11 TOUR “Scene”~君と僕の見ている風景~」

友人にチケットを融通してもらって行ってきました国立競技場。
いつもは胸の奥深くの扉の向こうに固く閉ざされている乙女心が炸裂した3時間半。
ペンより重い物をもったことのない右手にペンライトを握りしめ爆唱してきた。

普段小さな会場ばっかりなのでステージとの距離の遠さは少々せつないが、お外の巨大ステージならではの、やりたい放題など派手演出は夏にぴったりでやっぱり楽しい。
職業アイドルの底力に暑さを忘れたひとときでした。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59