2008年09月24日

SMAP2008

SMAP全国ツアーコンサートで東京ドーム。

ぎりぎりに駆け込んでしまってペンライト購入がはたせず、後悔しまくりの怒濤の3時間。
ああ、エンターテインメントかくあるべし、な練りに練られたステージ演出。映像もライティングも衣装もセットもキャストも、プロがとことんまでお客さんを楽しませてやるぞ、と総力を結集したライブだった。
お客さんも当然ほぼ女子。コンサート期間中はドーム周辺にいい気が集まっているんじゃないかなあ、などとも思ったり。

夜風にふかれながらドーム外で飲んだビールで極楽の一夜の〆。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59

2008年09月23日

とっぷりショートトリップ

女友達4人で目黒雅叙園。

雅叙園といえば結婚式場だが、もちろん(とつけてしまうのも悲しい話なのだが)結婚式ではなく、いわゆるエステ&朝食付きレディースプランを利用した宿泊バースデー企画なのである。

エステだのアフタヌーンティーだのレディースプラン花盛りの昨今であるが、どれも皆けっこういいお値段のするものばかりで、こんな商売成り立つんかいなと思っていたが、魚心あれば水心(ちょっと違うかも)というやつで、うっとり感を堪能した都内1泊2日のショートトリップの模様は『倒れるときは前のめり。』(ヤングチャンピオン)にて確認していただければこれ幸い。

今回保存建築の「百段階段」の見学にも参加したのだが、資産家が好き放題贅をこらしてこだわりまくったしつらえの数々に圧倒。
金持ちが本気で絵や建物に金を底なし沼にかけるとこういう坩堝になるという見本だろう。
宿泊ホテルの部分も、建物内に茅葺きの一軒家が建ってたり、トイレに川が流れてたり、カフェラウンジの目の前にでっかい滝が轟々と流れ落ちていたり、滝が流れ込んでる池には大量のお高そうな鯉がうようよしていたり、絢爛豪華なんだけどなんかちょっと、みたいなサイケデリックなセンスがあふれまくっていて、ばかばかしさがものすごく好きな世界。

ラウンジでお茶を飲んでいたときも初老のウェイターが
「この池の鯉のなかには何代も前からここに住んでいるものもおりまして、このお話をすると30分はかかるのですが」
滝をほめると
「この滝がどのようにしてここに落ちているかという大変面白いお話があるのですが、その話をはじめると3時間は」
などと話しかけてきて思わず笑みが。職場と仕事に愛情がある人にサービスを受けられるのは嬉しいものだ。
お話はむろんまたの機会にしていただいたわけなのだが。

ところで今回、自分が若い女性ガイドさんの説明に「うんうん」とか「へーそうなの〜」とか「あらそう、すごいんですねえー」とかいちいち反応してうなずいていることに気づき、軽くショック。

とうとう私もみのさんの番組を観覧しているお嬢さんがたの仲間入りか。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59

2008年09月21日

ヒール好感

早朝にへとへとになって布団にもぐりこんだとたん、地震に揺り起こされる。
疲れていたのとびびりまくってしまったせいで久々の金縛り。
本気地震ならきっと逃げ遅れている。

前日久々に手持ちの靴で一番(お値段もヒールも)高い8.5センチヒールをはいて動き回り、体力が落ちていたせいもあったと思われる<金縛り。
私は身長が170センチあるので、この靴をはくとほぼ180センチ級。性格面もあいまって、まさにヒール(悪役)スタイルに磨きがかかるといえよう。
ま、ふだんはいている靴も5、6センチぐらいの高さはあるので、たかだか数センチの誤差なのだが、この数センチが近年怖い怖い。
数年前はなんてことのなかった駅の下り階段など、目もくらむ恐怖感。車でドアtoドアの生活ができれば無問題なのだろうがそうもゆかず。

この靴も「しかるべきところにお嫁に行ってたらふかふかの絨毯と大理石の上だけを歩いていたはずが、なんだってこんな庶民の家に」と思っていることだろう。
さらに最寄り駅のMr.ミニットでトップリフトを交換してもらったらまたしても微妙に身長が伸びた気が。

若い頃の身長コンプがようやくなくなり、好き放題高い靴をはける精神状態になれたと思ったら今度は体力問題。
どんな人生にも悩みはつきないようにできている。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59

2008年09月19日

人形の家

シアターコクーンにて「人形の家」。

「人形の家」の主人公ノラは、女優なら一度は演じてみたいと思う役なんじゃなかろうか。
それまでは守られるだけだった、夫にとってかわいいかわいいヒバリちゃんだった妻。生活に不自由はない。従順な妻と母を演じていれば、永遠に甘いお城の中で守られて生きていける。
しかしある事件をきっかけに「一人の人間」として対等に見られていない自分に気づき、「本当の自分」として生きたいと願うノラを理解すらできない夫のもとを去る決意をする。いとおしい子供すら残して。
1879年に書かれた戯曲というのに、しっかり現代にも通じるテーマです。

ステージはホール中央に四角いステージを置き、周囲をすり鉢状に客席が囲むスタイル。
子供のおもちゃやプレゼント、ツリー、豪華な長椅子が置かれた、誰もが思い描く幸せな家の典型のような1幕目のセットが、2幕、3幕と進んで行くうちにどんどんそぎ落とされ、クライマックスには妻と夫が向かい合わせに座る椅子2脚のみが残される。

ノラを演じた宮沢りえの衣装もセットと同じように変化する。
パニエで膨らませ、ギャザーをたっぷりとったかわいいオレンジ系の若奥様のドレスから、家庭の危機に必死に抵抗する2幕では黒いコートと青いドレス、再終幕では仮装パーティでの体にフィットした扇情的なドレスから一転、夫との対決シーンに着た白いシャツ、グレーのタイトスカートというきりりとしたスーツ姿が、まんまノラの心情をあらわしていて、シンプルな演出ゆえにストレートに伝わってきたなあ。

席が最前列ということもあって、くるくる変わるりえちゃんの表情を観ているだけでも楽しめるお芝居だった。
宮沢りえってこんなにすばらしい女優さんだったんだねえ。1幕目の可憐な奥様と、ラストシーンの決意をたたえた女の表情を共に演じることのできる人は、そうはいないだろうなあ。最初っから最後までりえちゃんから目が離せない。3時間近くの上演時間を感じさせない力演だったよ。

個人的にはノラの友人・リンデ夫人の台詞にぐっときた。
経済的理由から家族のために愛のない結婚をし、ひたすら周囲の人間につくしてきたリンデ。
夫に先立たれ、守るべき子供もおらず、誰ももう彼女を必要としていない。
何にしばられることなく自由の身になったのだ。手に職はある。仕事さえあれば一人で生きていける。しかし彼女は叫ぶのだ。
「からっぽなの!」

人はとことん自分のためだけには生きられない。
誰かに必要とされることが生きる強さに変わる。
それは家族だったり恋人だったり友人だったり子供だったり、ひょっとしたら赤の他人だったり。

「のらりくらり自分のためだけに生きてるから今いちモチが上がらんのだねえ」
というようなことを友人にぼやいていたら
「ローン組んでマンション買うといいよ。とりあえず金返すために働かなきゃって思えるから」
と言われた。

本当の自分を見つけるのは、やっぱりギャンブルのようである。

出演/宮沢りえ 堤 真一 山崎 一 千葉哲也 神野三鈴 松浦佐知子 明星真由美  

Posted by いのうえさきこ at 23:59

2008年09月17日

BEER OR DIE

トーキョーブラッサム VOL.23怒髪天ライブで渋谷のクラブクアトロ。対バンは DOES。

久々の東京でのライブで、比較的珍しめの曲満載。
増子兄イが心底楽しそうだったのを確認できて幸せ&ドラムの坂さんが27kgもやせて別人になっていたのに驚愕。
人間、肉があるとないとでこんなにも変わってしまうのか。まるっとしていたときの坂さんしか知らないので若干の寂しさを感じつつも、普通にかっこよくなっていて、それはそれで喜ばしい。

帰りは焼き鳥でちょこっと2杯。
ごちゃごちゃした日常を、ほんのちょっとだけリセットさせるコツを社長から伝授してもらい、さっそく実践してみる。

いま現在ペンディング状態になっている無駄なもの全部、台風がとっぱらってくれないかなあ、と夢見ている。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59

2008年09月16日

銀座白いばら初体験

といってもホステスさん体験入店とかではなく、ふつうにお金払って客としてお酒を飲んできましたの。

銀座の「白いばら」といえば、かの有名な老舗のグランドキャバレーよ。
もちろんそのへんのちゃらいキャバクラとは格が違うわ。
広いフロア、赤いビロード張りのソファ、壁につたう赤い薔薇白い薔薇、暗すぎない店内にはじける電飾。若すぎない感じの落ち着いたホステスさん、ザ昭和そのものな空間がアナクロな人間には異常に落ち着くわあ。
踊り子さん(ダンサーとは言えない空気)が歌い踊るショウタイムも盛り上がったわ。
創業昭和6年の歴史は伊達じゃないわね。

このお店の最大の特徴は、お店の前に張られた日本地図。
その日出勤しているホステスさんの源氏名が、出身地別に張られていて、自分の出身地の女性を指名できたりするところがうけているのよね。
残念ながら私の郷里・滋賀出身の子がいなかったから、この日私の隣についていただいたのは、奈良出身のK子さんと石川出身のHちゃん。
おっとりした雰囲気が大人の女って感じ。

この日のことはヤングチャンピオン(秋田書店)でしみじみ連載中『倒れるときは前のめり。』で描くから読んでみてね。

それにしても女言葉で書くとなんだってこんなにカマっぽくなるのかしら。正真正銘女が書いてるのに、不思議よねえ。

私もまだまだ修行が足りないわあ。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59

2008年09月13日

リキッドdeドッキリ

ミドリカワ書房ライブ「みんなのうた3」発売記念ライブ〜リキッドdeドッキリ〜で恵比寿リキッドルーム。
画像はmixiのミドリカワ書房コミュからいただきました。ありがとうございますです。

ミドリカワ書房初ライブだったが、お客さん、やはり若かったなー。おばちゃん少々緊張しましたよ。サブカル系までいかないおとなしめな感じの少年少女もちらほら。けれどまあミドリカワ書房は悩める思春期にヒットする歌詞世界だと思っているので、なんとなく自分で納得。

■セットリスト
M-1. SAVA / 電気書房

M-2. リンゴガール
M-3. 頑張るな
M-4. それぞれに真実がある
M-5. ごめんな
M-6. 私の恋愛

M-7. ドライブ
M-8. 馬鹿兄弟
M-9. 誰よりもあなたを
M-10. ユミコ(more moody ver.)
M-11. おめえだよ

M-12. 春よ来るな
M-13. 危険な二人
M-14. Rock’n Roll 保健室の先生
M-15. 顔2005
M-16. I am a Mother
M-17. チューをしよう

en-1. 父帰る
en-2. バンド紹介〜わかった
en-3. 笑って俺について来い
〜お楽しみ撮影会

M-1.en-1.で、LuvYa 5tyleがゲスト出演。
M-7~11は、茂木淳一さんによるニュースとのコラボレーションステージ。
M-17でも、再び茂木さんが登場。

しかしすごく良かったなあ。仕掛けがたっぷりで想像以上にサービス精神あふれていた。
ミドリカワ氏の生声も胸をつかれた。「ごめんな」「馬鹿兄弟」ではちょっと泣いてしまった。
ドッキリゲストの茂木淳一も、にやり&さすがのええ声〜。

ちなみにミドリカワ書房のアルバムは毎度「子供は絶対に聞いてはいけません」が帯コピーになっているのだが、さもありなんなすさまじい鬱曲があったりして、一方でびっくりするほど心がきれいになった気がする曲もある。まあどんな人間も薄汚れた気持ちやピカピカの心根を同時に持って生きてるだろうから、そんな部分をひっくるめてやっぱり好きだったりするんだけど。

で、その「ピカピカ」担当曲に「 笑って俺について来い 」「I am a Mother 」という楽曲がある。それぞれ父と母になったばかりの人たちが登場する歌。シンプルだけどすごくかわいい歌。

去年から今年にかけて私の周囲の人々にも次々と新しい家族ができた。
当然みんな忙しくなってなかなか会えなくなったし、けどなんだか人ごとながらもけっこう嬉しかったりするので、もし今度その方々にお会いできたら個人的にこの歌をプレゼントしたいなあと思っていたりする。

ええもちろん、私のジャイアンリサイタルで。
Yさん、Sさん、Nさん、Aちゃん、心当たりのあるかたどうぞよろしくです。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59

2008年09月12日

架空性急

9月に入ってからの記憶がほとんどないまま、明日から三連休だということを本日の昼に気づいた。
どうりで変な入稿スケジュールだと思った。まあそれもこれも私が色分けされていないモノトーンなオシャレスケジュール帳を使っているせい、ということにしておこう。

その変な入稿スケジュールに追われていた本日夕方過ぎ、携帯にひどい日本語のメールが着いた。

■㈱ラクト 調査事業部
■受付時間 月〜金 土日祝休 9:00〜17:00
■担当 井上

文面はあまりに気持ち悪かったので省略するが、早い話が架空請求メールだ。
担当者の名前が私と同じというところと、詐欺のくせに土日祝律儀に休んでいるところに腹が立つ。「早急に下記電話番号にかけろ」とか書いてた割に、これじゃ三連休放置ってことではないか。いやかけないけど。

画像は以前飲んでるときに記憶スケッチで描いた世田谷にお住まいのおぼっちゃま小学生。
グリコのCMで成長したカレを浅野忠信が演じていたが、やっぱりまだバットを担いでいてちょっとホロリときた。どうせ騙されるんならこの小学生に騙されてやりたい。  

Posted by いのうえさきこ at 18:53