2018年10月15日

YOU休刊

『月刊YOU』最終号です。



初めてお仕事した集英社の漫画雑誌で、ここで犬4コマの「いぬまん」を連載し、ここから『嫁っとかないと』と『文学男子』を出してもらい、ここで萩尾望都先生や粕谷紀子先生の圧縮漫画を描かせてもらい、ここのパーティでわたなべまさこ先生や一条ゆかり先生や森本梢子先生やさいきまこ先生や酒井美羽先生にお会いした。思い出のありすぎる雑誌です。
主要な人気連載陣は他誌におのおの継続が決まっているし、いまは純粋に一読者として楽しんでいたのみなのですが、エゴを承知で言うと。

やはり寂しい。



最終号ではいろんな先生方がメッセージを寄せていらっしゃいますが、深谷かほる先生が描かれていた連載開始当時の編集さんとのやりとりが心に刺さりました。深谷先生と担当であるK原さんとが共に作品を作り上げたその方法とは

出来るまで、つき合う。

深谷先生の才能を信じて何時間でも、出来るまでつき合った担当のK原さんは、一時期YOUの編集長もつとめ、私にもYOUで描かないかと最初に声をかけていただいた方です。
なんだかんだ言っても、出来ないと最終的には切られるしかないですから、出来るまでつき合ってくれる、これけっこう出来ません(笑)。
漫画家自身がダイレクトに読者に作品を読んでもらえる方法がいくらでもある時代、こうしたやりかたは効率が悪いように見えるのかもしれません。
でも信じられる、信じてもらえる編集さんの存在は、作家にとってはとてつもなく大切で必要な存在なんだと、あらためて思っています。

私にも信じる事ができる編集者さんに、いままで何人も出会ってこれた。
もう少しがんばろう。出来るまで。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年10月12日

「おたおた」は「お助けください」から来ているらしい



いまちょっとこんな状況なので月曜までお休みします。
あ、でもクライマックスシリーズは観ます。おたおた。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年10月11日

蒲団

といえば田山花袋。
教科書で習った事があるかたも多いでしょうが、この小説の主人公が竹中時雄という(実際は30代なかばといったところなので、おばちゃんからおっさん呼ばわりされるのは当人の意には染まないだろうけれど、小説が発表された明治40年の感覚では十二分に)おっさん。

今は、そのおっさんが蒲団に顔うずめてむせび泣いている絵を描いてます。



私も早く蒲団に入りたい。
  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年10月10日

そこに山があるから

少し前ですが、パティスリー・ラブリコチエのモンブランを食べました。



一人でも食べられたとは思いますが、友人と食べました。一応

注文に応じてマロンクリームを絞り出してくれるこのモンブランの賞味期限は、なんと作ってからわずか1時間!  熊本産の和栗クリームはふわほろで今にもくずれおちそうな繊細さなのですが、栗感を120%全面に押し出し、しっかり濃厚。あっさり生クリームとざくざくメレンゲとの組み合わせも最高で、毎年の秋のお楽しみなのです。

正直最初は


と思わないでもなかったのですが、このフレッシュな栗を食べさせてもらえるんだし、まあしょうがない。
きっと来年も万難排してこの山に登ってしまうのだろうなあ、と思ってます。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年10月09日

エアお酌

再放送の『カーネーション』。オノマチが演じる最終回です。
千代さん(麻生祐未)が幽霊善ちゃん(小林薫)にお酌をするシーンは、もう15回ぐらいは確実に観ている気がするのですが、毎回ボロ泣き。もちろんきょうも泣きました。



名台詞も多いドラマですが、このシーンはセリフ皆無で愛し合う夫婦の姿を映し出している、いつまでも眺めていたくなる名画のような美しさ。
脚本家はもちろん、このドラマに出ている全役者、カーネーションの背景をささえる全スタッフ渾身の名場面だったと思っています。
まあ小林薫が演じてるからとってもチャーミングで愛すべき人物になってましたが、善ちゃんが生きてた頃はすぐ怒鳴るわ仕事できないわときどき手は出るわのダメ旦那だったんですけど。
夫婦って、ほんと一筋縄ではいきませんね。

それはそうと本日は巨人のCS進出決定戦でも、いい試合すぎて泣いた。
(かろうじて)Aクラス入りした、というただそれだけなのに、リーグ優勝したかのような盛り上がり。
全員安打に選手の監督への愛を感じたよ。
由伸監督、ありがとう!
  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々ドラマ

2018年10月07日

連続テレビ小説「まんぷく」からの

これ。



流されやすい性格は短所ではありますが、楽しいのでこれでいいのだ。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々まんぷく

2018年10月06日

まんぷく

一週目が放送された連続テレビ小説『まんぷく』
めちゃおもしろいです。
ぐっときたりほんわかしたりきゅんきゅんしたり、登場人物がみな善良で品があって、まだ取り立ててドラマチックなことが起こっているわけではないのに、15分が本当に短い。
たぶんこれからちょくちょくここに書くことになりそうなので多くは語りませんが、とりあえずたぶん視聴者の心にひっかかっているであろう、この人物を描いてみました。

立派な仕事を持ち、自分に似合う服を知っている、しかもなにより主人公の長姉・咲姉ちゃんのことを一途に思ってくれている白馬に乗った歯医者さん。
……て書くとかっこいいはずなんですけどね。



演じているのは浜野謙太、通称ハマケン。
出落ちかと思ったら即再登場してきたので、『カーネーション』における春太郎(小泉孝太郎)的な立ち位置でドラマに笑いを添えてくれるのではないか、と期待してます。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:10常なる日々まんぷく

2018年10月05日

20th Century Pear

きょう梨の皮をむいているとき心の中でT.Rexの「20th Century Boy」を
デデーデデーデデーデデーデー
と演奏している自分に気づきました。

マーク・ボランはこの曲を作ったきっかけを
「BoyとToyの語呂がよかったから」
と言ったそうです。
いつもわりと適当なことを言っている印象の人ですが、だじゃれきっかけから名曲が生まれたことは間違いないでしょう。
うん、間違いないです。
ええ。



友人からお裾分けしてもらった島根県産二十世紀梨。
あー果物おいしいなー。
明日からの三連休もがんばるぞ。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年10月03日

オイスターマイスター

コラム「ことばっておもしろい」の担当さん&前担当さんとで、盛大に盛り上がりながら牡蠣を食べました。



時期的にまだ身はこぶりだったけど、おいしかった。
アルコール分解酵素もたっぷりだ。
きっと仕事も進むはず。



はず!
  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年10月02日

まるくする主義

あまりにも仕事が進まず気持ちがささくれだってきたので、こないだ作った丸いたこ焼きの画像をアップしておきます。



左下に見えるひときわ赤いひと玉は、こないだTwitterで見た「タネと紅ショウガを1:1」の割合で焼いたもの。
これはこれでおいしかったけど、私は普通で良かったかもしれない。
連綿と受け継がれて来たスタンダードを覆すのは、つくづく難しい。
でもやっぱりあきらめちゃあいけないのだ。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:43常なる日々

2018年10月01日

諸行無常

ようやっと旅の荷物を整理し、さてカバンをしまうかという段になって破損を発見。



某情報誌の海外取材が決まったとき適当に買ったスーツケースでしたが、その後いろんな旅につきあってもらい、しんどいことも含め、たくさんのいい思い出を作ってもらいました。
ありがとう。長い間お疲れさま!

…そしてその後まるまる4時間、うきうきしながら新しいスーツケースをネットでポチる旅に出てしまいました。
  

Posted by いのうえさきこ at 22:35常なる日々

2018年09月30日

台風24号

本日の大河ドラマ『西郷どん』は、台風のため本放送が中止になりました。
私はたまたまBS放送で観ていたので、(わかる人にはわかってしまいますが)ネタバレにならない程度に内容に触れますと、こんな感じの人物が登場しておりました。



9月最終日は日本中が不安な夜を過ごす事になりそうです。
どうかみなさまお気をつけて!
  

Posted by いのうえさきこ at 22:09常なる日々

2018年09月29日

秋刀魚と台風

友人宅屋上で毎年開かれる定例さんま会が今年も開催されました。


おいしかった。

火はいいなあ。
しんどいことがあったら、とりあえず火にあたるといいですよ。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年09月28日

ハングリーハンバーガー

めったに飲まない風邪薬を服用したら爆睡して日記を一日とばしてしまいました。
でもおかげでいまはすっきりです。

さて、ベルリン旅のつづき。
ベルリン出張によく行くライターさんから出発前、
「カリーブルストとエスニック以外は食べ物に期待しちゃだめ。」
とさんざん吹き込まれていたのですが



と思っていたこともあり思いのほかベルリン食に失望はなく、旅の間中、わりとなんでもおいしく食べておりました。

そのおいしかったもののひとつが、このオーバーバウム橋のふもとにあるハンバーガーショップ「Burgermeister」。



開店前なのでまだ閉まってます。
そして開店したら激しい勢いで写真を拒否されるので、非常に寂しい写真ですがご了承ください。


ガード下の元公衆トイレを利用した、日本で想像するとそれはちょっと、と思ってしまう微妙な店鋪なのですが、ベルリン三大行列店であるとガイドブックに書いてあったので



開店前から全身鋲のついたお兄さんと共に待つこと5分。


死守した先頭でしたが、渡された番号札はなぜか4番。



おお、おいしそう(写真はシズル感ないですが、実際はおいしそうなのです)!
さっそくバリバリ。
………お?



ふわふわで甘めのバンズ。
肉肉しさを全面に押し出した弾力のあるパテがうまうま。
パテに縦横無尽にからみつくとろとろチーズ。
野菜のシャキシャキもはんぱない。
オリジナルのマヨがいい仕事をしていて、これはトッピング必須。
いやでもこれはものすごいボリューム。
なんだけどぐいぐい食べられてしまう。
ああでもこのたった一個でお腹がぱつぱつになってしまう中年の悲しさよ。
私が食べたチーズバーガーで約600円弱。
このぐらいおいしいハンバーガーはもちろん東京にもあるんだけど、このお値段でこの完成度ならかなり満足度は高いよ?
と、なんだかんだ言いつつ、うまいうまいとあっという間に食べ終えてしまいました。
大満足、と言いたいところなのですが、こんな素敵なお店にも足りないものがありました。

この店の唯一にして最大の欠点。
それは



ってこと。

完璧な世界など、世界のどこにもない。
旅はいつだって真実を教えてくれるのです。
  

Posted by いのうえさきこ at 21:39常なる日々

2018年09月26日

フルマラソンの代償大小

フルマラソンは、大なり小なり体にダメージを与えているもの。
若い人ですらそうなのですから、まごうことなく中年の身であれば、なおのことマラソン後の体のメンテナンスは大事。バランスのとれた食事に十分な睡眠と休養が必要、とわかってはいたのですが、ここにきてきっちり風邪をひきました。
まあ鼻水が止まらないだけなんですが。




皆様もあたたかくして、ご自愛ください。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々runabout

2018年09月24日

きょうは西郷どんの命日

大河ドラマ『西郷どん』はいよいよ江戸城無血開城回です。
私は山岡鉄舟推しなので、昨日の鉄舟直談判回もきっちり堪能いたしましたよ。
そしていまのダークサイドに落ちた吉之助の心を真に動かしたのは、
やはり鉄舟の真摯な上様愛ではないかと思ってます。

写真は鹿児島取材のときに買った西郷どんマトリョーシカ。
左から吉之助、一蔵、小松帯刀、篤姫、篤姫の飼っていた三毛猫・さと姫。



さと姫は大奥と外を自由に出入りしていて、毎年5〜6匹の子猫を生んでいたらしい。
幕末の大奥で自由恋愛が許された唯一の存在です。



でも実は吉之助の裏側に描かれているツンちゃんが一番かわいかったりする。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年09月23日

朝から晩まで仕事をしてみましたが

終わらん…!!
ということできょうはもう寝ます。
みなさまもよい夢を。


  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年09月22日

カリーヴルストをめぐる冒険

ベルリンではとにかくカリーヴルストを食べまくっていました。


カリーヴルストwith B(EER)

カリーヴルストとは、かりっかりに焼いたソーセージにケチャップとカレー粉をかけたベルリン発祥のファストフード。
ジャンクではありますが、間違いのないテッパンフレーバー。
近年ケバブやピザに人気の座を追われつつあるものの、とにかく街にはありとあらゆる場所にカリーヴルストスタンドがあり、ベルリン子の胃袋の2割ぐらいは間違いなくこの食べ物がしめているに違いない、老若男女に愛されている食べ物なのですよ。

で、そんなにも愛されている食べ物ゆえ、当然「カリーヴルスト博物館」なんてものも存在しているわけで(大阪たこ焼きミュージアムみたいなもんですね)。
そのカリーヴルストの聖地で買い求めて来た、ケチャップとカレー粉です。


カレー粉は5種ほど種類があったものの、なんとなく日和って一番無難そうなイギリスブレンドにしてみた。

赤と黄色のこの魅惑の液体と粉があれば、日本にいながら即ベルリン!
と、さっそく本日のビールのあてに作ってみました。
念のためにソーセージもお高いものからお手頃価格まで3種揃えて。


現地にならい(焦げすぎ)フライドポテトも添え、さっそくひとくち。




……………すさまじいコレジャナイ感。

いや、もちろんこれはこれでおいしいんだけど、現地のタイプはここまでむちむちプリプリじゃなく、皮はぱりっぱりなんだけど中身はふわふわの、どちらかというとソーセージそのものはほとんど主張しない淡白な舌触りだったような。
だからこそ濃いケチャップとカレーのスパイシーさが合っていたというか。

…ジャンクあなどりがたし。
もちろん最後までおいしくいただいたのですが。
日本で、カリーヴルストに最適なソーセージを見つける旅が始まった気がしています。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2018年09月21日

走ってきました!

ベルリンマラソン2018、完走しました!

結果は無念の5時間30分越え…。でも気にしない。

前日のブレックファストランで、オリンピックスタジアムの青いコースも走ってきました。

緊張と興奮のあまり、左手と左足が同時に出ている…。

映画「ラン・ローラ・ラン」の舞台のひとつとなったオーバーバウム橋も走ってきました。

まあようするに、いろいろ浮かれている。

準備不足で気持ちばかりが先走りしたベルリン旅行でしたが、やっぱり行ってよかった。
旅の思い出はこれからちょこちょこまとめるとして。

明日からぼちぼち通常ペースで走ります。


  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々runabout

2018年09月13日

走ってきます。

明日、ドイツ行きの飛行機に乗りこみます。
ついに憧れのワールドマラソンメジャーズ(World Marathon Majors)のひとつ、ベルリンマラソンを走るのです。



何度走ってもフルマラソンはおっそろしい。
何度走っても毎回死にそうな気持ちになる。
けれど何度走ってもまた走りたくなる。

今回は全然練習できなかったので、いつもにまして不安感は半端ないですが、止まらず歩かず完走が目標です。
前も貼りましたが、ドイツに伝わるおまじないの歌を胸に抱いて行ってきます!



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Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々runabout