2018年08月07日

『東京世界メシ紀行』まだまだ

滋賀代表の近江高校が、春の甲子園準優勝校の智弁和歌山に勝って初戦を突破しました。



「いい試合をしてくれればいい」
ぐらいのぬるい気持ちで観ていた私ですが、高校野球のこの何がおこってもおかしくない感じはやっぱりいい。

またも阿久悠の話になってしまいますが、阿久先生は「ふり向くな君は美しい」という高校サッカーのテーマソングも作っていて、こちらもやはり敗者の姿を歌ったものなのですよね。

うつ向くなよ
ふり向くなよ
君は美しい


どちらが勝とうが負けようが関係ない。
全力で闘う姿が美しい。
敗者の美学のようなものが歌詞にこめられていて、こっちのほうも聞くたび胸にじわ〜とくるものがあるのですが。



↑あまり美しくない

というわけで『東京世界メシ紀行』(芸術新聞社)、書店用POPができました。



芸術新聞社の書籍担当の方と営業の方には本当にがんばっていただき、私という作家の数字を考えれば過分な部数を刷ってもらいました。
けれどどんな書店でも見つけられるというわけにはいかないと思います。

書籍の世界に勝ち負けはありませんが、せっかく紙の本を出す以上、紙資源の無駄にならないよう、できるだけたくさんの読者の方にお届けできるよう。
なにがなんでもこのPOPを使ってもらわなければ!と、鼻息荒い夜なのです。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年08月06日

『東京世界メシ紀行』つづき

高校野球にうつつを抜かしてあやうく宣伝を忘れるところでした。

というわけで『東京世界メシ紀行』(芸術新聞社)、いよいよ発売が今週金曜10日に迫ってきました。

グルメ漫画というカテゴリーではありますが、クーリエで連載中こころがけていたことはただひとつ。

「読んでおもしろいこと」
「おいしそうであること」



そのうえで、お店の人に直接インタビューし、調べまくった世界各国のめちゃ旨ソウルフードを知ってもらうことができればなお最高。
さらに望まれていないかもしれませんが、一話につきかならず一個以上だじゃれをねじ込んできています。

この本の主役、知世(ちせ)と相棒・米田(よねだ)が訪れるレストランは、全部都内に実在する「世界メシ」店。
残念ながら閉店してしまった店も1店ありますが、すべて現地のスタッフが店の味を守っている、正真正銘ソウルフードが存在しているお店ばかりです。


江古田のイスラエルへ


赤坂のトーゴへ


(移転しちゃったけど)八重洲のブルガリアへ

(手タレはたまたま近くにいた40代友人です。ご協力ありがとうございます)

ぜひ読んでいただきたい。
そしてもしよければ足を運んでいただきたいのです。

しかしこうしてしみじみ眺めていると、やっぱカラーはいいなあ。きれいだなあ。
正直言うと、本にまとまると思っていなかった連載なので、喜びもひとしおなのです。

『東京世界メシ紀行』(芸術新聞社)
よろしくお願いします。


  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年07月09日

我が家のヒミツ

出かけるタイミングでその場その場の書店に立ち寄り、『圧縮!西郷どん』が並べてあるナツイチフェアの棚をチェックしがてら、なにかしらの本や雑誌を購入しているのですが。


池波正太郎と乙一(敬称略)という超ベストセラー作家の間。ありがてえ!

本日、ついにその「なにかしらの本や雑誌」のついでに自分の本を購入してしまいました。


実店鋪で購入していただいた方はナツイチキャラ「よまにゃ」のねこじゃらしブックマークつきです。

これできょうは確実に一冊売れてます。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年07月08日

みんな敵がいい。

敵がいないと何もできず。

と言ったのが勝海舟。

無理に味方にする必要はない。
敵は敵としていたほうが大きな事を成し遂げることができる、ということを言っていたのですね。
国づくりから人間関係にいたるまで、この世のあつれきや悩みは考えの合わない者を無理に味方に取り込もうとするところから生まれてしまうのかもしれません。

で、きょうは大河ドラマが一回お休みで『西郷どんSP』だったのですが、歴史学者の磯田道史先生がだじゃれにからめ幕末の人物を語っていました。

勝海舟には分厚いビーフステーキを用意して

ビーフステーキがいい。
(ス)テーキがいい。
……敵がいい!



その場がどんなに寒くなろうとも、私はだじゃれの味方です。


『圧縮!西郷どん』(集英社文庫)


『いのうえさきこのだじゃれ手帖』(集英社コバルト文庫)


  

Posted by いのうえさきこ at 22:19常なる日々お仕事

2018年07月01日

本気出してこれ

大河ドラマ『西郷どん』を観ていたのですが、大砲を撃つシーンもないまま薩英戦争終了。

ヘタなりにがんばって描いた英国戦艦ですが



(↑…画力の限界)

という、スキあらばラクしようというもう一人の自分といま必死で戦っています。
まあまだ西郷どんはこれから幾多の戦いを経験せざるをえないので、
今回はここらでよかろうかい。


宣伝です。

『圧縮!西郷どん』(集英社文庫)


『いのうえさきこのだじゃれ手帖』(集英社コバルト文庫)

  

Posted by いのうえさきこ at 22:52常なる日々お仕事

2018年06月22日

おいしいじゃんかスネジャンカ

きょうは湿度の高いやーな感じの暑さでしたが、
こんなときに食べたいのがブルガリア料理「スネジャンカ」。

かつてクーリエジャポンで連載していた『セカオカ』の取材で、ブルガリアンダイニング「ソフィア」(現在「トロヤン」という名に変わって銀座に移転)の方に教えてもらった「スネジャンカ」の作り方です。



レシピはほんとにたったのこれだけ。
きゅうりは細かいさいの目切り、塩とかオリーブオイルの量は自分のお好みで。
ディルはあるほうが風味が際立ちますが、私はほぼ使ってません。
ヨーグルトに塩とオリーブオイル!?と最初こそ思いましたが、これがもう意外なほどにさわやかでおいしい。
食欲の落ちる蒸し暑い日本の夏にぴったりだと思います。

ちなみにヨーグルトといえば「明治ブルガリアヨーグルト」。
ブルガリア人の魂でもあるヨーグルトを一企業の商品名に使うなんてと、当初ブルガリア側からストップがかかったらしいですが、最新の生産設備、品質管理、そして何より味のよさ、明治のプレーンヨーグルトにかける熱い思いを訴え続け、結果、このブルガリアの名前を冠することができた、という経緯があるそうです。

明治ブルガリアヨーグルトが今に生きるロングラン商品であると同時に
幕末から明治を生き抜いた西郷隆盛が今も人気者であることにかわりはありもはん。

というわけで本日も強引に宣伝です。
よろしくお願いします。

『圧縮!西郷どん』(集英社文庫)


『いのうえさきこのだじゃれ手帖』(集英社コバルト文庫)

  

Posted by いのうえさきこ at 23:14常なる日々お仕事

2018年06月21日

僥倖

タイトルの「僥倖」。
「思いがけない幸せ」といったかんじの意味ですが、深谷かほる先生に紹介してもらった経緯で、ほそぼそと書き連ねてきたこのブログにお越し下さる方もおかげさまで(ちょっとだけ)増え、まさに僥倖にあずかってます。

かといって書くことはとくに変わらないのですが、
せっかくなので、このよろこびを表現しただじゃれを置いておきますね。



これからもよろしくお願いします。

『いのうえさきこのだじゃれ手帖』(集英社コバルト文庫)


『圧縮!西郷どん』(集英社文庫)
  

Posted by いのうえさきこ at 23:46常なる日々お仕事

2018年06月20日

『圧縮!西郷どん』

『圧縮!西郷どん』(集英社文庫 税込540円)
6月21日発売です。

誰からも愛された西郷隆盛の人生を、漫画でぎゅぎゅっと文庫一冊に閉じ込めました。


コンパクトながら
「愛らしい西郷さん、
かっこいい西郷さん、
決めるときは決める西郷さん、
たまには人間くさくてかっこわるいんだけど
憎めきれない西郷さん」
の全部入りです。



西郷という男の目を通した幕末から明治の激動の日本も、漫画でするりとわかってしまう。


こちらは「圧縮ぶとん」

こちらが『圧縮!西郷どん』


こちらの
版元サイトからもオンライン書店e-honや楽天、紀伊国屋書店等の各ネット書店に飛べます↓
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-745753-7&mode=1

読んでやって下さい〜。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59お仕事

2018年06月17日

なんでだろう

夜になると食欲が増すのは。


  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年06月12日

『圧縮!西郷どん』

『圧縮!西郷どん』と書いて「ぎゅぎゅっと!せごどん」と読ませてます。
見本が上がってきました。


『圧縮!西郷どん』(集英社文庫 500円+税)

わかりやすくておもしろい。
西郷どんわかれば幕末わかる。
自分がほめずに誰ほめる。
なんとワンコイン+税金40円。

書店では月末ぐらいに集英社文庫の棚に並びます。
よろしくお願いします!

ネットでは現在予約受付中です↓
Amazonこちら。
楽天ブックスこちら。
紀伊国屋書店こちら。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59お仕事

2018年06月02日

寝てしまった夜は

こんな感じで寝落ちして、日記をとばしてしまいました。



モチーフは「オフィーリア」です。
みんな寝不足が悪いんや。
  

Posted by いのうえさきこ at 11:50常なる日々お仕事

2018年05月31日

木曜の夜

タイトルは中島みゆきの曲名から
(ちなみに昨日は大瀧詠一の曲名からいただいてます。40代以上はお気づきでしょうが)。

木曜の夜11時半、まだ早すぎる何もないとあきらめるには
(「木曜の夜」作詞作曲:中島みゆき)

いやーささるわー。

そしてさっきラジオで天気予報聞いてびびりましたよ。
なんと明日6月ですってよ!?



いや、まだあきらめるには早すぎる。
  

Posted by いのうえさきこ at 23:01常なる日々お仕事

2018年05月30日

雨のウェンズデイ

どんなに忙しくても、木立のなかで飲む一杯のコーヒーは欠かせません。



いやもちろん嘘ですが
(そもそもきょうは終日雨か豪雨だった)。



本日はだいたいこういう感じの鬱蒼とした机の前で冷めきったコーヒーを飲んでいました。
写っているのはビアマグ騙し絵仕様のコーヒーカップ。
通常のコーヒーが一気に3杯量入るお気に入りです。

FacebookもTwitterも、せっかく始めたのにログインすらできてません。
こんな日もあるってことで。
たぶん明日もこんな日です。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年05月28日

岳飛伝

『圧縮!西郷どん』が校了し、いまの私は完全に『岳飛伝』(北方謙三著 集英社)の世界にどっぷりです。



北方版『水滸伝』を読み始めたときも、
「私が中国人の名前を108人とか覚えられるわけないし」
とか思っていましたが、登場人物のキャラがたってると、これがもうびっくりするぐらいすいすい読めてしまう上にぐいぐい引き込まれてしまうのだから北方先生の頭の中っていうのは一体全体どういう仕組みになっているんだか、ひきかえ同じ人間であるはずの私の頭はどうして新しいことを覚えると別の大事なことがトコロテン的に押し出されてしまうのか。

などとつらつら考えながら、何度も何度もページをくってます。
ちなみにこれもお仕事です。
『大水滸伝』シリーズの熱いファンの方々を思うとプレッシャーはんぱないですが、自分自身も読者の端くれとして、がんばります。
  

Posted by いのうえさきこ at 23:59お仕事

2018年05月27日

勉強はしないよりも



これは森高千里の「勉強の歌」(作詞:森高千里 作曲:斉藤英夫)のサビ部分。



つるつる脳みそをこねこねしながらアイディアひねり出していると、しみじみこの歌が沁みます。
さんざん親や先生に言われてきたことではありますが、当時の若くてキラキラしてて、でもひねりまくった歌を歌っていた森高が歌にするからこそ刺さるんですよね。

ま、スキを狙ってダービーと大相撲観てた人間の言い草ではないんですが。


  

Posted by いのうえさきこ at 21:44常なる日々お仕事

2018年05月22日

ああせい校正

監修の先生と担当編集さんと校正さんには、
ただもう感謝しかありもはん!




  

Posted by いのうえさきこ at 23:55お仕事

2018年05月16日

続々ことばっておもしろい

新聞連載コラム『ことばっておもしろい』(神永暁)続々と掲載紙が増えているとのお知らせを担当さんからいただきました。
いや嬉しいではないですか。
ちなみに現在は

河北新報
山形新聞
岩手日報
福島民報
福島民友
上毛新聞
東京新聞
信濃毎日新聞
新潟日報
岐阜新聞
北國新聞
神戸新聞
山陰中央新報
四国新聞
大分合同新聞
長崎新聞
熊本日日新聞
沖縄タイムス
中国新聞
下野新聞
京都新聞
山陽新聞←new!

以上の、大変見る目があり、センスのいい各紙に掲載されております。
読者の方もきっと素敵な人ばかりに違いないです。
ええ、私が保証いたします。



紙で実物を見ると安心感はんぱない。
我ながらつくづく昭和だなあと思いますが、昭和が大好きなのでそれもまたよし、です。  

Posted by いのうえさきこ at 23:59お仕事

2018年04月17日

ごまかさない焼き胡麻豆腐

人生最高の胡麻豆腐に出会ってしまった。



舌触りはやわやわとろとろ。
香ばしく焼き色をつけた胡麻豆腐は、箸で持ち上げようとするとしどけなく崩れ落ち、そこへ濃厚な胡麻だれとすり胡麻が次から次へとからまりあい
これはもうこれはもう

金胡麻のトリプルアクセルやあ〜

モデルは浅田真央選手です。

お店は打ち上げ兼打ち合わせでごちそうになった、神楽坂の割烹料理店

誠実な仕事は裏切らない。
そう思わせてくれる味でした。
  

Posted by いのうえさきこ at 22:25常なる日々お仕事

2018年04月16日

続報ことばっておもしろい

新聞連載コラム「ことばっておもしろい」(神永暁)掲載紙続報です。

岐阜新聞↓


新潟日報↓


信濃毎日新聞↓


岩手日報こども新聞↓


そして東京新聞↓やった!新聞の現物が手に入る!と思ったら…




しごとっておもしろい…ものですね。
  

Posted by いのうえさきこ at 22:02お仕事

2018年04月12日

ことばっておもしろい



4月からスタートした新聞連載コラム『ことばっておもしろい』に漫画をつけています。
書き手は神永暁(かみながさとる)氏。
週一回連載で、各地方新聞の子ども向け紙面に掲載されているものです。

子ども向けなのでテーマとなる言葉はシンプルなものばかりなのですが、そこは大手出版社で長年辞書編集者として言葉を編んできた神永氏。
「そーなんだ!」という驚きと、にやりとさせる茶目っ気にあふれた文章で、仕事とはいえ原稿を読むのが本当に楽しみでして。
ぜひ親子で読んでいただき、日本語のおもしろさを感じてほしいのです。

ちなみにこれ↓は沖縄タイムス。


北國新聞にはこういう感じ↓に掲載されているらしいです。


共同通信の配信記事なので、どの地方新聞に掲載されているのかすべて把握はできていないのですが、思わぬ土地の新聞にひょっこり載っているかもしれません。
検索すれば一発で該当情報にあたるこの時代、そういう「たまたま」の出会い方も、おもしろいなあ、と思います。
ニュースや天気やコラムや読み物やそしてもちろん漫画まで、ありとあらゆる文字情報に速攻アクセスでき、私自身も元の世界に戻ることはもう考えられませんが、やはり紙の本で読む文章や新聞紙上で読む記事には別種の体温を感じます。



読めない漢字が山ほどあっても、新聞の上に座って夢中になって文字を拾い、漫画やイラストを目で追った。
子どもだった私が感じたワクワクを今の子ども達にも感じてもらえたら。
小さかったあのときの私にほめてもらえるような気がするのです。
  

Posted by いのうえさきこ at 22:27お仕事