2018年11月17日

『オリチャ占い』

『2019年版: 8人の精霊たちと歩む「あなたの1年間の物語」』(越川芳明著 猿江商會)
にオリチャ(精霊)の絵を描きました。



毎年この時期は数々の占い本がいっせいに発売される時期で、もういろいろお買い上げされてる方も多いかと思うのですが、ま、何を隠そう私もあながち嫌いでは………

いいえすみません。



西洋占星術はもちろん、四柱推命、六星占術、手相人相姓名判断、タロット、東洋易学、風水、動物占い、気学九星、0学占術なんてのもありましたな。若くて男運も仕事もなく人生に迷走していたときは、まずは雑誌の占いページを見て心を落ち着かせ、ない金はたいて当たると評判の占い師さんをはしごしたりもしていたものです。
そうして数々の占い師さんにみてもらったとき、どの方にも共通して言われたことが2つ。

「無理して結婚しなくていいんじゃない」
「たぶん死ぬ直前まで仕事してるね」



「結婚しなくてもいい」というのは、「結婚できないよ」をふんわりと言い換えてもらったんでしょうな。
人のやさしさが身にしみるぜ。


今回発売されたこの占い本『オリチャ占い』は上のどれとも違う、日本初上陸の占い。
サンテリアという西アフリカ起源のキューバの民間信仰から発祥したオリチャ(精霊)占いなのです。
著者の越川芳明先生は、日本を代表するアメリカ文学研究者であり、明治大学の教授であり、日本人唯一のサンテリア最高司祭(ババラウォ)。つまりは人にオリチャの言葉をつたえる資格をもった、かなりすっごい人物なのです。

占い方はいたってプリミティブ。
自分の直感や希望だけで、自分が一年間のパートナーとなるオリチャ(精霊)を決める。
ただそれだけ。
自分が選んだオリチャ、つまり「推しオリチャ」が、2019年の幸福のあり方や生き方の指針を教えてくれる占いなのです。
こんなにもシンプル、かつ人が本来もつ直感力を信じている占いはないような気がします。

私も当然すでに来年の推しオリチャを選んでおりますが、まっこと素敵な一年になりそうだとここに書いておきます。
ああ来年楽しみだなあ。

明日から火曜日まで取材で関西方面に行ってきます。
そのあと人間ドックが待っているのでお酒はほどほどにしておこう(希望)。
緊急のご用件の方は、GmailかMessengerかDMかLINEでお願いします。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59お仕事

2018年11月09日

『夏井いつきの おうちde俳句』

ぼーっとしてたらものすごい勢いで日記をすっとばしてしまいました。
というわけで、お仕事の告知です。
「プレバト!!」(MBS)の辛口コメントでおなじみ、俳人・夏井いつきさんの新刊に絵をつけました。

『夏井いつきの おうちde俳句』(朝日出版社)



おうちにだって季語はある。
出かけなくても季節を感じることはできる。
様々な事情を抱え、外へ出られない方々が自由に俳句がつくれるように。
感性のアンテナをめぐらせて、おうちの中で俳句を作ってみませんか?
という、とっても素敵なコンセプト。
ここ1週間、自主的にとはいえとじこもりっぱなしの私にもぴったりです。

カバーと読者の方の投句にくすりと笑える(自画自賛)イラストを入れてます。
どうぞお手に取ってご覧ください。

ちなみに夏井先生とは以前『TVぴあ』での「プレバト!」の取材でお話をうかがったことがあり、それがご縁で一度句会にも参加させていただきました。
そのとき作り、いまでも気に入ってるのがこの句。



句会に出る事を決めたはいいものの、仕事の〆切りラッシュと重なってまったく外に出られず、うんうん言いながら詠んだ5句のうちの一句です。
そして「南アルプスの天然水」も「新茶」も、ネット購入したもの。
いま思うとまさにこれぞ『おうちde俳句』です!

あいもかわらず風情も情緒もない日常を過ごしていますが、これから少しずつ、自分なりの句を詠めるようになれたらなあと思っています。
  

Posted by いのうえさきこ at 16:30常なる日々お仕事

2018年10月26日

本日のボツ原稿

飲み過ぎた日はボツ原稿のアップで自分をいましめることにします。




  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年10月23日

タッチダウン

「本来のオフィス以外で、一時的に仕事のできる電源や通信環境の整ったオフィススペース」を「タッチダウンオフィス」というらしいです。



そして私が一日のタッチダウンを決めるには、この飲み物環境が必須なのです。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:51常なる日々お仕事

2018年10月22日

in&out

打ち合わせ的なもので久々に神田小川町。



山に行ったりジョギングしたりはしているけれど、秋の装いの人が歩くオフィスビルはなんかすごく新鮮。
近所にある老舗の和菓子屋さんに立ち寄ったり。
名物の「まろのおみた」は売り切れだったが、おやつで出してもらっておいしかった大納言清澄を買ってきた。

都会のアウトドアもいいもんです。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年10月21日

豊満経営

新聞コラム『ことばっておもしろい』(神永暁)に漫画をつけているのですが、珍しく読者の方からの感想を新聞社のほうにいただきました。



「お固いイメージの漢語&やわらかい印象になる和語」というコラムテーマだったのですが、「ふくよか」に対して「肥満」というオチをつけた漫画にたいし、
「そこは『肥満』ではなく『豊満』にしたほうが」というご意見。


ちなみに男性名でした。

感想のお手紙には「豊満」にした場合のオチの展開案まで書かれておりました。
反応をいただけて嬉しいのと同時に、言葉のチョイスにやさしさを感じましたよ。

というわけで、安心して食欲の秋にまい進するとします。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:06常なる日々お仕事

2018年10月17日

マツコ&有吉 かりそめ天国

本日、「マツコ&有吉 かりそめ天国」(よる11時20分〜テレビ朝日)に出ます。

「欲望をかなえたい」のコーナーで、テーマは「なじみのない国の料理が食べたい!」。
『東京世界メシ紀行』(芸術新聞社)で取材したお店の料理を中心に、本にはのっていない各国郷土料理を有識者として語りましたよ。



いやしかし、本当に伝えるって難しい。

かつてテレビ雑誌で12年以上イラストルポを連載し、ドラマやバラエティーなど、数々の撮影現場を取材してわかったつもりになっていましたが、出るのと観るのとがこんなにも違うということを私は何もわかっていなかったんだな。

幸か不幸か放送時、私は電波の届かない八ヶ岳の赤岳頂上にいる予定です。
TVをご覧になれる方は、お時間あればぜひご笑覧ください。

  

Posted by いのうえさきこ at 05:00常なる日々お仕事

2018年10月16日

鬼には笑わせておく

来年の仕事の段取りを決めるためにカサブランカシルク

「ベトナムフレンチ」というカテゴリーで、どっちかというとフレンチにベトナムのテイストをのせている感じ。かつてはフランス領だった土地ですし、料理同士のしっくり具合もハンパないです。
ベトナム料理ラバーとしては、

もっと癖を!

と思わないでもないですが、東京駅前のゴージャスな夜景にコロニアル風の素敵インテリアも込み込みで、お皿も美しくとってもおいしかったです。
本日食べたコースは


生春巻き(ゆるぎない安定感)


牡丹海老とカリフラワーのサラダ(これ好き!おいしくないわけがない)


イトヨリの白ワイン蒸し フェンネルのラビゴットソース(しっとり安心の滋味)


鴨のガイヤーン アジアンスタイル(カレーといっしょに食べたら完全にカレーに支配されてしまった…)


1口カリー(このちょこっとが嬉しい)


牛肉のフォー(お肉がしっとりとして、かつて食べた事のない上品なフォーボーだった)


柚子とホワイトチョコレートのムース(写真は映えないですが、ふわとろムースと柚子とココナッツミルクの三位一体に震えた)

コースが終わる頃には、突破口も見え、さくさく次の日程を決めて終了。
先のことを考えるのは苦手だし希望にあふれる毎日でもないけれど、動いていればいつか新しいことがやってくるのだな。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年10月15日

YOU休刊

『月刊YOU』最終号です。



初めてお仕事した集英社の漫画雑誌で、ここで犬4コマの「いぬまん」を連載し、ここから『嫁っとかないと』と『文学男子』を出してもらい、ここで萩尾望都先生や粕谷紀子先生の圧縮漫画を描かせてもらい、ここのパーティでわたなべまさこ先生や一条ゆかり先生や森本梢子先生やさいきまこ先生や酒井美羽先生にお会いした。思い出のありすぎる雑誌です。
主要な人気連載陣は他誌におのおの継続が決まっているし、いまは純粋に一読者として楽しんでいたのみなのですが、エゴを承知で言うと。

やはり寂しい。



最終号ではいろんな先生方がメッセージを寄せていらっしゃいますが、深谷かほる先生が描かれていた連載開始当時の編集さんとのやりとりが心に刺さりました。深谷先生と担当であるK原さんとが共に作品を作り上げたその方法とは

出来るまで、つき合う。

深谷先生の才能を信じて何時間でも、出来るまでつき合った担当のK原さんは、一時期YOUの編集長もつとめ、私にもYOUで描かないかと最初に声をかけていただいた方です。
なんだかんだ言っても、出来ないと最終的には切られるしかないですから、出来るまでつき合ってくれる、これけっこう出来ません(笑)。
漫画家自身がダイレクトに読者に作品を読んでもらえる方法がいくらでもある時代、こうしたやりかたは効率が悪いように見えるのかもしれません。
でも信じられる、信じてもらえる編集さんの存在は、作家にとってはとてつもなく大切で必要な存在なんだと、あらためて思っています。

私にも信じる事ができる編集者さんに、いままで何人も出会ってこれた。
もう少しがんばろう。出来るまで。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年10月12日

「おたおた」は「お助けください」から来ているらしい



いまちょっとこんな状況なので月曜までお休みします。
あ、でもクライマックスシリーズは観ます。おたおた。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年10月11日

蒲団

といえば田山花袋。
教科書で習った事があるかたも多いでしょうが、この小説の主人公が竹中時雄という(実際は30代なかばといったところなので、おばちゃんからおっさん呼ばわりされるのは当人の意には染まないだろうけれど、小説が発表された明治40年の感覚では十二分に)おっさん。

今は、そのおっさんが蒲団に顔うずめてむせび泣いている絵を描いてます。



私も早く蒲団に入りたい。
  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年09月12日

本日のボツネタ

なんかものすごくバッタバタなので、ボツネタおいておきます。



彼は世界の食料危機を救うヒーローになるはずでした。
ボツなんですけど。
  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年09月06日

ありがとうございました

中川明紀×いのうえさきこ「料理で旅して、世界と出会う」
『ソウルフード探訪』(平凡社)&『東京世界メシ紀行』(芸術新聞社)刊行記念トークショー。
無事終了しました!
お越しいただいた方々、本当に本当にありがとうとうざいました。
何喋ったのかは正直全然覚えてないのですが、来ていただいた方々のあたたかーいリアクションがあったからこそ、2時間を乗り越えられたと思っています。いやまじで!

さらにさらにMCを勤めていただいた小林さん、平凡社の方々、芸術新聞社の方々、今回のイベントを企画して下さった方々すべてに。


中川さんもとっても気さくで素敵な女性で楽しかったわー
(もちろん左が中川さんで右がわたし)。

お客さん方がいい雰囲気を作ってくださったおかげで、終了後の私たち、いい笑顔じゃない?

バックに写る本屋B&Bのロゴがまるで


と言ってるようじゃない?(終了直後で興奮しています。許して下さい)

そして終了後のサイン会では、プレゼントの数々が。

これはシウマイをあてに酒を飲み、太ったぶん走って流れる汗をタオルとリストバンドでぬぐい、そのあと仕事をしながら甘い物で糖分補給をしろということですね。
なんと皆さん、わかってらっしゃるセレクト。
大切にすべて我が身で消費いたします。
お手紙を入れてくださった方も、ありがとうございます。宝物にします。

ここ数年、理由もなく落ち込む事が増え、人と会うのがおっくうになることが多々ありました。
けれどやはりこうして読者の方に実際にお会いできると、ものすごいエネルギーをもらえるもんなんだな、といまさらですが感じてます。
漫画を描ける。読んで下さる人がいる。

漫画を描いてて本当によかった。

地元の関西が、大好きな北海道が、一刻も早く日常に戻りますように。
これからも私にできることを、積み重ねていきたいと思っています。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事ライブ

2018年09月05日

中川明紀×いのうえさきこ「料理で旅して、世界と出会う」

6日(木)20時から下北沢の本屋B&Bでトークショーします。


中川明紀×いのうえさきこ「料理で旅して、世界と出会う」
『ソウルフード探訪』(平凡社)&『東京世界メシ紀行』(芸術新聞社)刊行記念トークショー。




当日券もございます。
ゆるっとした雰囲気なので、もし当日お時間あれば、お気軽にビール飲みがてらのぞきにいらしてください。
私いのうえ、せいいっぱい勤めさせていただきます。

お申込みは→こちら

ご来場のかたには、ささやかながら『東京世界メシ紀行』特製しおりをプレゼントします。
いや、どうかもらってください。お願いします。


  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事ライブ

2018年09月03日

重いコンダラ9月6日

「重いコンダラ」とは「整地ローラー」というのが私の世代の共通認識です。

それはさておき、ついにトークイベントが今週に迫ってきました。
いろんな方に「行くよ!」と声をかけていただいてちょっと浮かれていたのですが、まだ(当然)お席に余裕はあるようです。
本人的には気合いだけは十分です。ある意味貴重なこの機会、当日ふらりとでも足を運んでみてやってください。

そしてわたくし、告知の際に9月6日(木)の「松崎しげるの日」と申しておりまして。
いや間違ってはいないのですが、芸能人のご尊顔を、いくら私の描く似てない似顔絵だからといって告知に利用するのは肖像権的にも問題があるのではとふと思ってしまい。
今後は「私のなかの心のしげる」にとどめておこうと思います。

でもそれはそれとして好きだ!しげる。


心のしげる像。

9月6日にトークイベントします!お申込みは→こちら
ご来場者には、ささやかですが『世界メシ』特製しおりをプレゼントします。

自分で絶賛しながら発売中!
『東京世界メシ紀行』
『圧縮!西郷どん』
『いのうえさきこのだじゃれ手帖』
  

Posted by いのうえさきこ at 22:43常なる日々お仕事

2018年09月02日

オリチャ占い

オリチャ占い(←版元のサイトが開きます)のORISHA (オリチャ) のイラスト描きました。

ORISHA (オリチャ) とはキューバで信仰されている神と人間の間をつなぐ精霊のこと。
私はブルーザー・ブロディが稲刈りにかり出されて藁まみれになったような、ババルアイェがお気に入りです。

↓この方がババルアイェ


こう見えて(って見えてませんが)顔立ちはイケメン。病気で醜い顔になったために頭から藁をかぶっているそうですが、いやこれ、逆に目立つでしょうというつっこみ含め、その他のORISHA (オリチャ)もとんがったキャラ揃いです。
ちなみに私が選んだ「ババルアイェ」は病気を治してくれる精霊なのですが、病気を治癒するためには「ろうそくを2本灯して17日間祈る」という、現代日本ではなかなかにハードルの高いおつとめを推奨されてます。


著者の越川芳明氏は著書も多数ある高名なアメリカ文学者であり、と同時に日本で唯一のババラウォ(オリチャ占いを行う司祭)の資格を持つという、華やかかつ興味深いキャリアの持ち主。
一方でWikipediaの来歴からは、幼少時代から高校にいたるまでのやけに詳細なスポーツ遍歴が記されていたりして、私はお会いした事はまだないのですが(失礼を承知で言うと)相当におもしろい人物ではないかと思っています。

11月に発売予定
『オリチャ占い 2019年版: 8人の精霊たちと歩む「あなたの1年間の物語」』(猿江商會)
発売されたらまた告知いたします。よろしくお願いします。

私の2019年がどうなるのかも気になりますが、近未来の6日のトークショーがどうなるのか、とりあえず直近でいろいろ心配な私です。
9月6日トークイベントします!お申込みは→こちら
ご来場者には、ささやかですが『世界メシ』特製しおりをプレゼントします。
  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事

2018年08月21日

『盡忠報国 岳飛伝・大水滸読本』

北方謙三版『水滸伝』の登場人物は、敵役含めて好きなキャラだらけなのですが、個人的に思い入れのあるのが鮑旭(ほうきょく)。

幼い頃、役人に両親を連れて行かれ天涯孤独となって以来、生きるために盗みや殺し、ありとあらゆる手段を使ってきた獣のような男が、送り込まれた子午山で王進と、その母・王母(おうぼ)に出会う。
鮑旭はそこであたたかい食事と安心して眠れる寝床を与えられ、人としての礼儀作法や、自分の持つ能力を正しく使う方法を学ぶ。

王母は、読み書きのまったくできない23歳の鮑旭に文字を教えてくれる。

「鮑旭。これがお前の名前ですよ」

鮑旭は畑仕事の合間に、地面に指でそっと教わった文字を書いてみる。
鮑旭は思うのだ。

「母はほめてくれるだろう」

尊厳も品位もかなぐり捨てて生きてきた青年が、自分のことを気にかけてくれる人間に出会い、とうに忘れていた人間らしい感情を取り戻した瞬間。
文字を知り、自分の名をどう書くかを知り、あふれ出る感情にも名前があることを知るのだ。

文字には、言葉にはすごい力がある。
苦しいだけの過去も、沼のような黒い感情も、言葉にすれば救われることがある。
まだ自分を捨てなくていい、志をもって生きられると思うことができる。
自分のなかに確かにあって、でもとらえどころがなく、もやもやしていたことも、いつかきっと自分の言葉で表現することができる。
いや、言葉にしなければいけないのだと思う。それが人であるということだから。

北方謙三氏の大水滸伝シリーズは、私自身が「物語を読む」という喜びに久々どっぷりとひたることができた作品です。
強くかっこいい登場人物たちと共に生き、自身の生き方や、仕事への取り組み方や、人としての立ち居振る舞いを新たに学び直しているような、美しくてわくわくする時間でした。
文字を覚えたての鮑旭のように。

その大水滸シリーズの最後の読本
『盡忠報国 岳飛伝・大水滸読本』に圧縮漫画描きました。





もちろんこの壮大な物語を圧縮なんて、私にはとうてい不可能ではあるのですが。
登場キャラたちへの私なりの言葉をつめこんでみました。
読んでやって下さい。
  

Posted by いのうえさきこ at 23:58お仕事

2018年08月14日

9月6日トークイベントに出ます。

突然ですがトークイベントに出ます。

中川明紀×いのうえさきこ
「料理で旅して、世界と出会う」
『ソウルフード探訪』(平凡社)&『東京世界メシ紀行』(芸術新聞社)刊行記念




上のリンク先に詳細はのっていますが、トークのお相手は「ナショナルジオグラフィック日本版」で「世界魂食紀行」を連載、この春『ソウルフード探訪』を上梓された中川明紀さん。
世界60カ国の郷土料理を食べ歩いた胃袋と筆力の持ち主で、今さらいのうえの顔なんか見に行っても…と思っている方にも興味深いイベントになることうけあいです。

開催は9月6日(木)20時から。
場所は下北沢の本屋B&B。
ワンドリンク付き2000円です。

「9月6日の松崎しげるの日にB&Bで」と覚えて下さい(しげる氏は出ません)。



チケットはこちらからご購入できます。
来たいやつだけ来ればいい。いや嘘です。どうか来て下さい。お願いします。




Amazon↑のリンクを貼ってますが、入荷が遅れ気味のようです。
都内なら実際の本屋さんに置いていただいている確率が高めです。
漫画コーナーではなく「旅行」「紀行文」などのコーナーにありがちかも。

  

Posted by いのうえさきこ at 15:28常なる日々お仕事ライブ

2018年08月09日

『東京世界メシ紀行』いよいよ

クーリエ・ジャポンで足掛け3年かけて連載してきたグルメ漫画
『東京世界メシ紀行』いよいよ10日発売です。



この企画を最初に持って来てくれたクーリエ・ジャポンの元編集長I氏、
オールカラーでの書籍化を実現してくれた芸術新聞社担当のY田氏、
私のあいまいなイメージを素敵な装丁として具現化してくださったデザイナーのH田氏、
連載時、店のセレクトや実際の取材に尽力してくれたライターのナガハマ先生、
そして何より取材にこころよく協力してくだり、素敵なお話を聞かせてくださった世界中のレストランの料理人やスタッフの方々。
連載中、この漫画を読んでくださっていた読者の方々。
お礼を言わねばならない方々をあげれば、まだまだきりがないのですが、あらためて



この漫画を食べることが好きな人に楽しん読んででもらえれば、
おいしいものが大好きな人においしそうと思ってもらえれば、
きっときっと



…うん、ちょっと想像しただけでぐっときます。

『東京世界メシ紀行』(芸術新聞社)


よろしくお願いします。

  

Posted by いのうえさきこ at 22:59常なる日々お仕事

2018年08月08日

『東京世界メシ紀行』もうちょい

もう10年ほど前の仕事になるのですが、友人でもあるライターの永浜敬子氏と共著で出した『食わせろ!県民メシ 47都道府県のお国自慢グルメ』(講談社)という本がありまして。
きょう、Twitterでフォローいただいてる方のつぶやきで久々に思い出し。

そうそう描いてた描いてたそんな本…。

これは!



『県民メシ』と『世界メシ』。

世界中を放浪した放蕩息子が、ひとまわり大きくなって懐かしい母ちゃんのごはんに帰ってくるような、そんななんともいえない感動を覚えました。
ああやっぱり私は食べることが大好きなんだなあ。と。
そしてどちらの本も、取材は都内を一歩も出ていないところが泣かせます…。

『県民メシ』のほうでは、福島ページで深谷かほる先生にもご出演していただいてます。



先生の顔についてるつるつるした丸は顔のツヤを表現してます。自分の絵力のなさにはもう諦念の境地です。

どころか、ご自宅に押し掛けて、福島名物「いかにんじん」を作らせてます…。
若いって恐れ知らずですね。この時点で全然若くはなかったのですが。
これはもう三部作として『宇宙メシ』を描くまでは死ねませんね。

それはさておき、いまは『東京世界メシ紀行』を全力で推していきます。
8月10日の発売まであと1日です。
  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々お仕事