2011年12月25日

今月のボツ原稿

聖なる日のダジャレ3連発。






4案出したうちの1案だけ採用された清盛ダジャレは、来年1月4日(水)発売「TVぴあ」にてご確認ください。


お客様は神様です。
  

Posted by いのうえさきこ at 11:50常なる日々

2011年12月15日

『問題な日本語 その4』

動乱の2011年もはや師走。
親戚の集まりで、久々に会えるであろう甥や姪のヤングな言葉づかいに目頭が痛熱くなる年末年始におすすめ。
あの!例のシリーズの新刊出ました。


『問題な日本語 その4(発行/大修館書店 編著/北原保雄 定価/945円)


私はまたも正しくもおもしろい本文に、ちょっかい出した漫画を描いてます。


なんだかんだとこのシリーズもすでに4巻め。
飲んでクダまいている漫画が多い私の仕事に、ちょっこし知的要素を加えてくれてる存在です。

そもそも、私が大修館書店のお仕事をするようになったきっかけというのが

この本で取材をさせていただいた

辞書編纂がナリワイの加藤博康先生。

そしてその漫画を読んだ大修館書店の編集者さんより、お仕事依頼をいただいたという流れなわけです。

『問題な日本語』はおりからの日本語ブームを牽引してミリオンセラーとなり、
たまたま漫画を描いただけの私にも新規仕事依頼がぐぐっと増え、

こんなのや

こんなんとかも出してもらえるようになりました。

ちなみに

この本で声をかけてくださった編集Y氏は、私のデビュー作である

この本を読んでお仕事依頼をしてくださっており。

その後大修館書店からは

こんなんとか

こんなんとか

なんとdvdまで!(しかも声はルー大柴!)

このまま行ったら私すごい大物になってしまうやん!

という心配は、さすが私の器をわかってらっしゃる世間の評価通り杞憂に終わりましたが、こうやって並べてみると人とのご縁や、仕事がつながっていく面白さというものをひしひし感じますね。

昨日が今日につながり、今日が明日をつくっていく。

半年もごぶさたぶりでぬけぬけと言うセリフではありませんが、今後ともどうぞよろしくお願いします。





  

Posted by いのうえさきこ at 15:22

2011年06月29日

ミッションV6

TVぴあ連載中「TVの細道」取材で、「ミッションV6」収録見学。

メンバー6人の間をひっきりなしに飛び交う激しいトークに、メモする手が追いつかず最初あたふたするも、3本目収録中あたりから6人6様のキャラが自然に見えてくるように。
「個性ってこういうふうに自然とにじみ出るもんだよなあ」と、納得の2時間弱でした。
個人的には剛くんとイノッチの回答フリップがツボでした。
放送予定がランダムなので、まだどういうネタが描けるかどうか未定ですが、愛(と似せようとする努力)がにじみ出た「TVの細道」、よろしくお願いします。


ところでスイカ祭は2日で終了しました。

末期の水はスイカでお願いしたいという気持ちは変わってません。
  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2011年06月27日

富里スイカロードレース2011

今年も「富里スイカロードレース」、走ってきました。

今年のスイカもみずみずしくて甘くて最高でした。
肝心のランタイムはかなり落ちたものの(自己計測で10キロ1時間9分)、気温も低く、思っていたよりもずいぶん楽に走れたのが救い。

なのにこんなに疲れ果てているのは、周囲につられて連れて帰ったこいつのおかげ。


Lサイズの憎い奴。
大きさ見本として「倒れるときは前のめり。」連載中の「ヤングチャンピオン」を並べています。カメラの顔認識機能のせいでスイカより原幹恵にピンがあたっていますが、色気の足りないこのブログの彩りと思っていただければ。

スイカ抱えて電車内で爆睡していた姿を友人に隠し撮りされていたのだが、まんま収穫帰りの農家のおばちゃん。
やはり私には百姓のDNAが流れているのだなあ。

その後友人からは「同じ富里のL玉スイカが東急ストアで2380円で売っていた!」と浮かれた報告があったので、現地で1500円で買った意味はあった…と思いたいです。
交通費は往復で2000円以上かかってますが。

今夜からスイカ祭。
  

Posted by いのうえさきこ at 11:44常なる日々

2011年06月21日

27時間

TVぴあ細道取材で「FNS27時間テレビ」の会見へ。
詳細が知りたい方はyahooニュースへ。
私の個人的感想が読みたい方はTVぴあ連載中「TVの細道」へ。

ラストにアントニオ猪木が登場し、中居くん(コブラツイストもかけられていた)や矢部っちやマツコDXに闘魂注入セレモニーがあってなかなかに盛り上がっていたのだが、いっしょに来ていた編集者さんが一言。

「『TVの細道』って、猪木率高いですよね〜」


いわれてみれば確かに「猪木ライブ」を描いた回含め、アントニオ猪木がどこかに登場している率は、いままで取材させていただいたタレントさんや役者さんのなかではダントツかもしれない。

なぜだろう。好きだと呼び寄せられるのだろうか。
ていうか好きだったのか!
人生は驚きに満ちている。

ちなみに竹野内豊や田中圭も好きです。と言っておく。
  

Posted by いのうえさきこ at 18:50常なる日々

2011年06月17日

牛男!final

走ろうと思うと暑くなり、涼しくなったと思ったら雨が降り、いいかんじのラン日和と思ったら締め切りで疲れ果て、今日こそ明日こそと先延ばしにしているうちにみるみる体脂肪急上昇&体力急降下な最近ながら、早朝6時受付というハードルを勝ち抜いてエントリーした「富里スイカロードレース」がもう来週に迫っているため、

とポジティブにつぶやき続けている私です。

始めるのは簡単で、続けるのはマジ困難。
続けるのは困難なのに、終わらせてしまうのもまた至難。

当たり前のことではありますが、過去安易に始めてしまっては続かず、しかし「いつか再開するかも」と思って捨てられない、ホコリかぶったスポーツや習い事やダイエット関連の道具(恋愛とか言ってみたかったがそれはない)を見るたびため息が出ます。


私、こんな狭い部屋に閉じ込められるために生まれてきたんじゃない!(スキー板)


思い切り野山を駆け巡りたかった!季節はもう夏なのに(トレッキングシューズ)


たとえ一度でいいから花を。人生の花咲かせたかった(去年グリーンカーテン作ろうと思って買ったプランター)
奥のほうに入ってしまってて出すの面倒なので画像なし。

とか。ちょっと病弱な薄幸の美少女風(最後は演歌風)。
こんな持ち主のもとに来させてしまって正直申し訳ない。

で、ちょっと前置きが長くなりましたが、そういうぐだらぐだらした思いとは無縁に、ある日突然ばっさりくるのが「連載終了」のお知らせです。

「牛男!カムバック」が、現在発売中の「潮」7月号にて最終回を迎えています。

最終回を描いて送ったのは先月中頃なので、今はしみじみとした気持ちのみですが、10年越しの連載なのでさすがに寂しさはあります。
苦しくも、楽しいお仕事でした。



でもきっと終わりは始まりの始まり。
いつかまたなにか、性懲りもなく始めたいと思っています。



牛男、そして私、お疲れさまでした!



『牛男くん!カムバック』(潮出版 870円税込)

  

Posted by いのうえさきこ at 16:11常なる日々

2011年05月26日

今月のボツ原稿



掲載号のタイミングでネタ元ドラマ「犬を飼うということ〜スカイと我が家の180日」が終了してしまっているのでした。

今期クールのTVドラマは「犬を飼うということ」ともう一本、「マルモのおきて」が、「犬&子ども」しばりできてまして、「マルモ」のほうはいまエンディングの踊りをなんとか覚えようと必死のパッチ(関西語圏における「一生懸命」の最上級)です。
動画を見ながら練習しているにもかかわらず、実際は出演者画面のなかの世良さん並みのたどたどしさ(比べるのもおこがましいですが)。

ピンクレディーの新曲なら一晩で振りを叩き込むことができた、若かりし頃の脳みそが懐かしい。
新しい情報はさっぱりなのに、親父ギャグならすんなり出てくる老化した脳と取り替えてほしい。
  

Posted by いのうえさきこ at 14:45常なる日々

2011年05月23日

ダジャレイ夫人の恋人(定番)

ただいま「you」(集英社)で必死に連載中「文学男子ーBUNDAN」は『曾根崎心中』から『リア王』ときて、現在発売中に掲載『レ・ミゼラブル』と、ヘビィな作品が続いておりますが、10回目に取り上げる作品は『チャタレイ夫人の恋人』。

昔ショーン・ビーンが出てる映画を観たような観てないような。
というか、観たはずなんですが内容をすっかり忘れてまして、原作読んだのは今回が初めてです。

で、ふと思いついてショーン・ビーンを検索してみたら、別人のように容姿が変貌していました。
過去好きだった男子の思い出っていうものは、ヘタに掘り起こさないが吉ですね。


でも、中年だってときめきは大切よ。
と、期待をもって読み始めたのですが、あれ、想像していたよりエロくないです。
たぶん情事のあいだじゅう、特権階級と労働者階級との対比とか、リベラリストの皮をかぶった貴族の本性とか、性行為を通じて自然に回帰するとか、まあとにかく非常にアカっぽいことを哲学的テーマにのっけて喋りまくっているせいだと思いますね。
一方でこんなこと喋りながらもやることはやってるっていうのがなんとも。
「左翼はセックスにフリーダム」という偏見も更新されてしまいましたよ。

でも小説そのものはとっても面白く一気読み。
中学生のときに読んでおけば、もっとめくるめく体験ができたかも、と思うと少し残念ですが、町内に1件しか本屋さんがなかった田舎の中学生女子にとって、顔見知りのおっちゃんからこれ買うにはハードルが高すぎたでしょうからしかたない(それとも中学校の図書館にはあったのでしょうか。『ヰタ・セクスアリス』と『デカメロン』がしょっちゅう借り出されてたのは覚えてるけど)。

というわけで次回「文学男子ーBUNDAN 『チャタレイ夫人の恋人』編」は、6月1日発売号に載ります。読んでやってください。

で、あんまりにもこってりした作品が続いて脳が疲れたので、次はさっぱりめの短編行きます。
取り上げる作品は、世界中から愛されているアメリカの某大作家が書いた、ほぼすべての人が読んでる某短編小説。
ちなみにこの某大作家、私と誕生日が同じです。

同じ誕生日なのに、なにこの違い。
世界なんてぜいたく言わない。
日本語圏で5万人ぐらいの人に愛され(訳:本買ってもらえ)ればいい。

ぜいたく言うだけならタダですからね。
  

Posted by いのうえさきこ at 14:02常なる日々

2011年05月20日

『ふまじめ介護 ゆうゆう流』

講談師・田辺鶴瑛さんの本にちょこっと漫画を描きました。


『ふまじめ介護 ゆうゆう流』(著/田辺鶴瑛 発行/主婦と生活社 1238円税抜)


実母、義母、そして現在進行形で義父を介護されている田辺さんの、本気で本音の介護経験談&指南書第2弾です。

私自身、今はまだ両親が達者でいてくれるので東京でのんきに仕事してられてますが、もしどちらかが倒れたらどう行動するか、という思いは常に頭の片隅にあります。
比較的仕事に自由がきく身とはいえ、いざ介護の当事者になったら私のミニマムな親孝行心などホコリ程度にあっさり吹き飛んでしまうような気もバリバリしますし。

それでもいつか必ず向かい合わなきゃいけない問題を、著者の鶴瑛さんはさまざまなアプローチで乗り越えていってます。

具体的な方法は本を読んでいただくとして、私が「鶴瑛流介護」で気に入っているのが、「女優」になること。
毎日毎日、狭い世界で向き合っているのは、介護するほうもされるほうもストレスがたまるもの。
そこで鶴瑛さんは、「ニット帽をかぶったズーズー弁のスンズキさん」というキャラを作り、介護している「じいちゃん」の前で演じるのです。
「じいちゃん」はこの、悪い人じゃないんだけどデリカシーのない「スンズキさん」が大の苦手で、寝たきり老人とは思えないほどの激しい抵抗を見せ、この攻防が、2人にとっても行き詰まった介護生活のアクセントとなっているのですね。
過去に女優経験もあり、強烈なオーラを持っている鶴瑛さんならではの山の乗り越え方ではありますが、キャラクター作りから入るこの方法、衣装を工夫することも含め、ちょっと楽しそうではないですか。

今年はいろんな意味で生き方を考える契機が多いのですが、どんな価値観であれ、自分の中にゆるぎのないモノがあり、自分の役割を果たそうとしている人間はやっぱり強い。
問題抱えて思い詰めてる頭が、ちょっとほぐれる本だと思います。


  

Posted by いのうえさきこ at 13:12

2011年04月22日

東日本大震災義援募金 携帯待ち受けチャリティ配信

秋田書店全雑誌連合企画の義援募金、携帯待ち受けチャリティー配信に参加しています。

待ち受け壁紙を1件315円でダウンロードしていただくと、日本赤十字社を通じ、全額が東日本大震災の義援金として被災地に送られます。
携帯のバーコードリーダーからこちらを読み込んでお気軽にどーぞー。


詳細はこちらより。

私は、あいもかわらずごはん食べてる絵を書きました。
やはりお腹がすいてちゃ力でませんからね。
モチーフは日の丸です。まんまじゃないですけど。
震災以来いろいろチャリティーグッズを買ってて、いろんな日の丸アレンジを目にしますが、日の丸って改めて本当にすぐれたデザインだなあと思いますね。

今はこのチャリT着て仕事してます。

シンプルで美しいっていいよね〜と、ごちゃごちゃした部屋と頭で考えてます。
しかたないです。G.W.進行まっただなかなのです。

ちなみに待ち受け画像、私はひとまず「水島新司 」先生と「細川智栄子」先生いっときました。
現在は『王家の紋章』待ち受けで、あんまり住所登録のない私の携帯が、見た目だけはかなーりゴージャスになってます。

さらにちなみに、私の待ち受け画像をいの一番にダウンロードしたのは、たぶん私です。
チャリティー配信サイトを見に行ったら、ものすごい顔ぶれの作家陣があふれていて、しかもすべて書き下ろし。
普通に考えてわざわざこの中から「いのうえさきこ」をチョイスするのは本人と家族ぐらいでしょうからね(これを読んでる父と兄と義姉よ、よろしく〜。あと母よ、早く携帯持ってください。)。

どうぞよろしくお願いします。

  

Posted by いのうえさきこ at 15:20常なる日々

2011年03月29日

今月のボツ原稿



同じ構成で、よりくだらないほうが採用されました。
編集さんは自分のするべき仕事をしているようです。
  

Posted by いのうえさきこ at 14:51常なる日々

2011年03月19日

『国民の映画』

いま、あらゆる舞台やスポーツイベント等のエンタメ関連は「こんなときだからやめる」と「こんなときだからやる」のせめぎあい。
罪悪感もあるし、国内総力をあげた節電体制だからこそ、電力を盛大に使っちゃうであろう興行は、どちらを選んでも主催者や関係者にとっては厳しい選択なんだろうな。誰だって生きてくためには働かなきゃならないし。

私はそんななか、「こんなときだからやる」を選択した三谷幸喜の新作舞台「国民の映画」を観に渋谷のパルコ劇場へ。
上演中に余震が来て電車が動かなくなったときのために、水とチョコ(非常食)とマスク(花粉症用)とスニーカー(徒歩帰宅用)持参で。我ながらちょい大げさかもと思っていたが、いっしょに行った友人はレギンス(帰宅難民になって避難所に泊まるとき用)を持って来ていた。ちょっと

と思った瞬間。

震災以来、気持ち的にも消費的にも物理的にも行動がミニマムになってしまい、渋谷に降り立ったのも初だったのだが、節電で街なかのあらゆる電飾やオーロラビジョンが消え、営業している店も店内照明は薄暗く、街全体がトーンダウンしたようで、とても渋谷とは信じがたい光景。
渋谷はもともと劇場に足を運ぶ以外近づかないし



そこまで思い入れのある土地ではないのだが、このときばかりは、

渋谷はもっとギンギラギン(byマッチ)で猥雑で、ちょっと疲れるけど、突拍子もなく新しいものが生まれる、心が浮き立つような場所じゃなきゃ!とか思ってしまった。
まあ今はしかたないけど。

パルコ劇場内の照明も全体的に落としたなか、芝居の前、三谷さんから東北関東大震災被災者の方々へのお見舞いの言葉と、「こんなときだからやる」という一演劇人としてのスタンスを語るあいさつあり。
短く簡潔ながら、笑いのなかに真摯さがこもった三谷さんらしい語りで、集まった観客からも心からの拍手が生まれていた。

で、「国民の映画」。
舞台は第二次大戦下のドイツ。
登場人物はナチスの宣伝大臣ゲッベルスを中心に、家族と執事と周囲の映画人やナチス高官をまじえた12人。
絶対的権力のもと苦渋の思いを飲み込み、どんな状況下であろうと、どんな形であろうとも芸術の世界で生きたいと願うおのおのの人物を描いた群像劇。

登場するキャラは個性的だし笑いもたっぷりまぶされているし、達者な役者さんばかりで二幕合わせて3時間を飽きず観られたのだが、この設定だとどうあってもラストは暗くならざるをえない。せつない観劇感。
でもトーキー時代の俳優であり、ナチスと手を結んだ映画監督という役どころの風間杜夫の明るさ、口が軽い大女優役シルビア・グラブの華やかさ、人間的であろうとするゲーリング元帥の白井晃には救われた。
個人的には、所作がスマートで仕事ができる、ゲッベルスの従僕フリッツを演じた小林隆の存在感が一番しみたなあ。


とにかくいろんな意味で、忘れられない舞台のひとつになりました。
  

Posted by いのうえさきこ at 13:53常なる日々

2011年03月17日

自省動画

追記
総統閣下シリーズ↓「買い占めするならカネ送れ」削除されました(仕方ないですが)。
でも一応記念にそのままにしておきます。



ネットからの拾いもの。
個人サイトの方が制作者です。
「ウコンやしじみで酒に強くなるわけねーだろバーカ」社長のブログ

自省の意味と、ナイスな注意喚起動画を作った制作者の魂に敬意を表して貼付けます。
  

Posted by いのうえさきこ at 16:18常なる日々

2011年03月16日

BUNDAN

東北がんばれ!日本ふんばれ!
と心で叫びつつも、私は粛々と東京で仕事しております。

いま描いているのは「you」(集英社)で連載中「文学男子(ぶんだん)」。

古今東西の金字塔文学の、あまりにアナーキーなあらすじをたった4〜6ページで紹介しつつ、女子的(すみませんすみません)視点で作品に登場する男子を評するという、なんとも尻馬なあげくに不埒な企画で、当然私にとっては大変な難題ではあるのですが、やはりそこはさすがの古典作品。
ピックアップしている作品は数十年ぶりに読むものばかりですが、改めて発見があり、さらに若いときに読んだ印象とびっくりするほど変わるのが面白い。
「舞姫」(森鴎外)に関してだけは、前回も今回もおそろしく読みづらく、そして豊太郎の印象もあんまり変わらなかったですが。

次回4月1日(金)発売号の「文学男子」で取り上げる作品は夏目漱石「坊ちゃん」。
なんとびっくり初のカラーです。



ほんと面白いです(いや、漱石の「坊ちゃん」が)。
気合いこめて描いてみました(いや、いつも気合いはこもってますが)。

余裕のある方は手にとって読んでやってください。



私信
神奈川にお住まいのK藤さま。
いただいたメールのお返事をさせていただいたのですが、なぜか宛先不明ではねられてしまうので、この場を借りてお礼を申し上げます。

ご配慮本当に嬉しかったです。
私は大丈夫ですので、どうかご安心ください。
いつもありがとうございます。
  

Posted by いのうえさきこ at 18:03常なる日々

2011年03月14日

常なる日々へ

醤油が切れたので近所のスーパーにいったら缶詰やインスタント麺やパンの棚からごっそり商品が消えていて、どの人のカゴも備蓄モードで、あせって思わずチョコやお菓子をまとめ買いしてしまった私は群集心理に流されやすい小心者。


かように非常事態への耐性がないせいで、お恥ずかしながら今回の揺れの瞬間も、1人部屋のなかを右往左往してしまいました(買ったばっかりのテレビが倒壊したらイヤー、奮発して買った食器が割れたらイヤー、というせこい理由で)。

で、長い長い最初の揺れがいったんおさまったとき、部屋のインターホンが。

お隣に住む女性が様子をうかがいにきてくれたのです。

たまたま仕事の休みをとって自宅にいらしたらしく、とりあえずはマンションの同じ階の住人全室に声をかけていくつもりだと。
不安でたまらなかったときだけに、ありがたくて本当に泣けました。

阪神淡路大震災のとき、私は京都から大阪に向かうJRの始発電車に乗っていました。
電車は淀川の鉄橋上で緊急停車し、車内に閉じ込められたまま3時間立ち往生という事態にもかかわらず、乗客同士が声をかけあい、1人のおっちゃんの持っていたラジオのニュースに耳をすますことでずいぶん冷静になれたと思っています。

まず自分と身内を守ることを最優先に。
余裕ができれば自分の一番身近な隣の人に声をかける。
改めて胸に刻みました。


節電と募金は無理のない範囲で「継続」していきたいと思っています。
原発問題も含め、完全な日常に戻るには本当に長い時間がかかるでしょう。
継続こそ真の力。


そして、できる人間からあえての日常生活を続けること。
仕事をし、ご飯を食べ、お酒を飲み、さまざまなサービスを受け、必要な消費をする。
そうすることがまわりまわって、わずかでも個人ができる復興の下支えになると信じてます。


あと私のやるべきことは、こんなときだからこそ一息つける「笑える」漫画を描くこと。


いつかすべての人が当たり前で貴重な日常をとりもどせるよう。

がんばっていきましょう。
  

Posted by いのうえさきこ at 08:33常なる日々

2011年03月11日

とりあえず

生きてます。

とはいえ現在もまだまだ余震が続き、生きた心地はしません。
実家のある滋賀もかなり揺れたらしい。

去年知り合った仙台在住の漫画家Tさん、大丈夫でしょうか?

テレビ画面に流れる信じられない光景に胸がふさがる。
こんなときになんの言葉も見つからない。
とりあえず私に今すぐできること、節電がんばります。

こんなことしか言えませんが。

  

Posted by いのうえさきこ at 23:08常なる日々

2011年03月08日

体が教えてくれること



花粉症の薬飲んで副作用で信じられないぐらい眠いのに、くしゃみが止まらないってもう、意味がわからないぐらい思考能力が失せています。
  

Posted by いのうえさきこ at 11:33常なる日々

2011年03月01日

帝国劇場開場100周年記念パーティ

いやもちろん「TVぴあ」の取材で行っただけですが。

至近距離で「レ・ミゼラブル」の出演者による生歌も聴けて、大変にお得な取材でした。
いや〜、声だけで人を感動させられるってすばらしい!
美しい声は、まさに神様からのギフトです。

こちらは帰りに手渡された帝国劇場からのギフト。

またひとつ「成り上がったらやってみたいこと」リストの項目が増えてしまった。
  

Posted by いのうえさきこ at 23:59常なる日々

2011年02月27日

東京マラソン2011

暑かった!
でも本当に楽しかった。

スタートから10kmがあっという間で、ゴールの日比谷公園に着いたときには「もっともっと走っていたい!」と思えるランでした。
みんながこの東京マラソンに魅入られる気持ちが、少しだけわかった気がします。


1時間を切るという当初の目標もクリア。

みなさんお疲れさまでした!
そしてご声援、ありがとうございます!
  

Posted by いのうえさきこ at 21:03常なる日々

2011年02月26日

東京マラソン前日

東京ビッグサイトで受付済ませてきました。

ゼッケン番号は「JAPAN代表名無しの八っつあん」と覚えるといいと思います(何がいいのかは私もわかりません)。

ちなみにゼッケンのアルファベットはスタート位置のブロック分けのためのもの。
ベストタイムの自己申告順なので、私のスタート地点「J」は後ろから2番目のブービーブロックなわけです。

各ブロックに集合してからスタートまで25分、さらにJブロックの人々がスタートゲートをくぐるまでには、スタートの号砲から20分程度のロスがあるらしいので、ヘタすると1時間弱立ち通しになる可能性も。
ああ雨がふらないことを祈るのみです。

ちなみに東京ビッグサイトでの受付は非常にスムーズでした。
ちょっとボーッとしているとすかさず
「ここからあの机の間通ってくださいね」
「まだ帰らないでくださいね」
「あそこでチップの登録してくださいね」
と、方々からボランティアの方々が近づいてきて声をかけられます。

で、なにかひとつ作業を終えるたび
「初めての参加ですか?」
「がんばってくださいね」
「楽しんで走ってくださいね」
と励まされるのですね。

こんなにたくさんの人に直接励まされたのは初めてかもしれない。

ゼッケン番号を入力すると5キロごとに位置検索できるサービスもあるらしいです
(私は10キロの部なのであんまり確認しがいはないですが)。
「やはり遅い。いのうえさんは正直者だ」
と確認するもよし、ついでに心の中で応援してあげるのもよし。

ひとまず、自分のベストタイムを少しでも縮められるようがんばります。
  

Posted by いのうえさきこ at 12:08常なる日々